里海隊

魚料理からスイーツまで!三崎の海の黒い塩

2014年6月12日

晴天に恵まれた佐田岬半島の旅!伊方町を横断するメロディーラインを気持ちよく走り抜け、灯台までのグネグネとした道を走破し、たどり着いた駐車場。休憩していると、近くで柑橘類などを売っているおばちゃんに声を掛けられました。
IMG_8403そこで見せてもらったのが、このうちわのような形をした黒い物体。このあたりで獲れる「くろめ」という海草だそうです。「お味噌汁に入れたり、そのまま食べてもおいしいんよー!」とのことでさっそく購入。いろいろお話を聞いていると、このくろめを原料とした塩があるとか。三崎漁協の前にある釜で作っているというので、ちょっとのぞきに行ってみました。
IMG_7814着いてみると、まさにくろめを海水で煮つめている真っ最中。作業をしていた三崎漁協の梶原さんに尋ねてみると、合計10時間以上もかけて煮つめていくのだとか。昔ながらの手作り製法、時間もかかるうえに「季節や気候によって、くろめや海水の状態も変わるやろ。毎回同じ味にするのが難しい」。先人たちの知恵と技術の結晶「黒め塩」。舐めてみると、辛さの中になんとも滋味深い味わいが感じられます。カリウム、カルシウムなどのミネラルも豊富で「三崎の魚を最高においしく食べられる塩」と梶原さんは胸を張ります。
IMG_7855さらにお話しを伺っていると、この黒め塩を使ったスイーツがあるとの情報が。以前「日本一細長い半島ろーる」を購入しにおじゃました田村菓子舗さんが製造しているとのこと。というわけで佐田岬半島を縦断し、瀬戸内海側を目指します。伽藍山(がらんやま)の緑深い山道を立ち漕ぎでえっちらおっちら走り抜けると、小さな漁村に到着しました。海の目の前はすぐ山。そんな二名津の漁港からちょっと山側に入った住宅街に「うにまんじゅうの田村菓子舗」さんがあります。
IMG_8096「せっかく地元にいい素材があるのだから」と“お菓子作りで町おこし”を標榜する田村さん。さまざまな地元産の素材を使ったお菓子を製造しています。黒め塩を使った「黒め塩ぼーろ」もそのひとつ。口に入れるとホロホロと崩れ、柔らかい甘味の後にほんのり塩味がやってきます。これは辛党でも納得のおいしさ。実際、田村菓子舗さんでも5本の指に入る人気商品だそうです。
IMG_8054海と山に囲まれた小さな町の地元素材で、こんなにおいしいスイーツが作れちゃうんですね。田村さんのアイディアと地元愛に感動!
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■投稿:おださん

…………………本日の行程…………………
09:00 佐田岬メロディーラインを快走、佐田岬灯台駐車場へ

11:00 三崎漁協で「黒め塩」、「浜のかあちゃん(タチウオ骨せんべい)」製造見学

14:00 「うにまんじゅうの田村菓子舗」で「黒め塩ぼーろ」を頬張る

佐田岬灯台駐車場からの眺め

佐田岬灯台駐車場からの眺め

黒め塩を作る釜

黒め塩を作る釜

 

 

 

 

二名津の漁港近くにある記念碑

二名津の漁港近くにある記念碑

 

うにまんじゅうの田村菓子舗さん

うにまんじゅうの田村菓子舗