里海隊

病みつきになる味!初めての亀の手

2013年10月29日

なんだか良いことが起こりそうな予感がする・・そんな気分になる秋晴れの日でした。
宇和島市の郷土料理をインターネットで調べていたときに、妙に気になるものを見つけました。
それは『亀の手』!みなさん、ご存知ですか?見た目がとてもグロテスクなんです。

亀の手の味噌汁1

亀の手に似ていることからこう呼ばれるようになったらしいのですが、見た目は亀の手というより怪獣の手みたいだなぁ~と。そしてこれ、どこを食べるの?宇和島の人には普通の食べ物なの?たくさんの疑問がうずまいて・・・気になる!それなら実際に食べてみよう!!
というわけで宇和島にある『うわじまの料理や 有明』さんに入ってみました。

かろうじて獲れたという亀の手を使って、裏メニューの味噌汁を作っていただきました。
せっかくなので、どんな風に作っているのか見学させてもらいました。
別茹でした亀の手を、そのまま味噌汁に投入!サッと煮て、できあがりです。

亀の手の味噌汁2

亀の手は、主に西日本で流通している甲殻類の一種で、島の岩場に普通にくっついていて、大きさは3~4センチほど。大きなものだと7センチくらいあるものもあるんだとか。
宇和島では普通に料理屋さんのメニューにあるみたいですが、松山で取り扱っているお店は少ないかも?料理を作っていただいた有請さんも「松山では知らない人がまだまだ多いかもしれませんねぇ~」と言っていました。

亀の手の味噌汁3
味噌汁のお味は想像していたよりも全然癖がなく、良い出汁が出ていて、とても風味がよかったです。
そして亀の手自体は、見た目は爪のようなものがついているので、生で見ても、やっぱりグロテスク。でも、食べたら、イメージが180度変わりました。
手みたいな部分の殻を剥いて、小さな身の部分を口に入れると、まず磯の香りがして、その後にほんのり塩味がします。
うまく表現できないのですが、何だかもっと食べたい!と思わせてしまう味。
実際食べられたお客さんは「やめられない味」だといってたくさん食べたり、お酒のおつまみにする方も多いのだとか。
納得!確かにお酒と一緒に味わいたいですね。

亀の手の味噌汁4

この日は裏メニューの味噌汁をお願いしたので、メニューにあるのは『亀の手(別名セイとも言う)』単品のみ。
こちらはシンプルに塩茹でにしたものを食べるというもの。味噌汁は注文すれば、作ってもらえます。
「宇和島はやっぱり魚がおいしいので、地元の子供たちや県外の人たちに味わって頂いて、知ってもらいたい。お客様に“おいしかった。また来ます”と言われるのが一番の喜びですね」と有請さんは語ってくれました。

ちょうどこの日は有明さんの創業40周年記念日だそうで、お店の3階の大広間では、創業40周年を祝う宴会が開かれていました。少しだけのぞかせてもらうと、全部で20~30人ほどの常連客の方たちが、それぞれに郷土料理を堪能したり和やかに談笑したりと、とても楽しそうな雰囲気でした。
たくさんのお客さんに支えられて、有明さんはちょうど40回目の誕生日を迎えたんですね。
また、突然おじゃましたのに、まるで昔から仲良くさせていただいているお客さんかのように良くしていただいて、とても嬉しかった。宇和島の人はみんな、こんなに優しいの?

そういえば、和霊神社や道の駅「きさいや広場」で偶然に何度も遭遇した地元の女性も、そのたびにニコニコとフレンドリーに話しかけてくれたっけ。まるでよく知っている近所のおばちゃんみたいに。
いまの世の中って、知らない人に対して過剰に警戒心を抱きがちですが、宇和島の人たちのように、屈託なく話しかけてくれたり、良くしてくれる温かい人はいるんだなぁ。見習わねば!と嬉しい気持ちになると同時に、あらためて自分を振り返るきっかけにもなった1日でした。

■投稿 さえぽん

11:00 宇和島城を見学

12:00 和霊神社で参拝・和霊公園で蒸気機関車を鑑賞

13:00 道の駅「きさいや広場」内の河内屋蒲鉾店でじゃこ天・揚げ巻・かまぼこを購入

15:00 うわじまの料理や有明で亀の手の味噌汁、ふくめんを堪能

スケジュール用・宇和島城

宇和島城

スケジュール用・和霊神社

和霊神社

 

 

 

 

 

河内屋蒲鉾(きさいや広場店)

河内屋蒲鉾(きさいや広場店)

うわじまの料理や有明

うわじまの料理や有明