里海隊

食の激戦区・松山繁華街でいただく郷土料理

2014年1月28日

愛媛の地形は東~南に伸びていることから「東予・中予・南予」と3つに分けて呼ばれています。県庁所在地である松山市は「中予」に位置し、全国的に有名な数々の人物ゆかりの地としても知られる、県民あこがれの地域です。社交的で細かいことは気にしない、のんびりとした人柄の中予の人たち。しかし、ひとたび「おもてなし」の心意気に火がつけば、が然、熱いものがあります。
IMG_2364海の見える場所で海の幸をいただくのが最高ですが、やはり愛媛と松山の食文化が一同に集まり、数々の店がしのぎを削る繁華街をチェックしないわけにはいきません。まずは松山市二番町にある「すし丸」さんで、その名も「松山鮓(まつやまずし)」をいただきました。
IMG_2300大きな器に、華やかに盛り付けられています。メインであるアナゴの茶色に、エビの赤、錦糸卵の黄色がコントラストとなって、優雅に引き立てています。正岡子規が郷土の誇りとし、夏目漱石も愛した伊予のバラ寿司。錦糸卵の敷物の上には、酢〆の鯛、ホウタレイワシ、地ダコにエビ、煮アナゴなど、料亭ならではの手作業で丁寧に仕上げられた地元の海の幸。季節の青みで菜の花も彩りを添え、美しい配色が一面に広がっています。見ているだけで楽しめます。
IMG_2346甘くほんわかした味つけが愛媛の人は大好きで、甘めの酢飯に漬けたごはんはとっておきのごちそうであります。このおすしを口にしたら、なつかしいお祭りの風景や、運動会、年に一度の訪問客など、いろいろな風景がよみがえります。初めて食べられる方も「初めてなんだけどなつかしい」という温かい気持ちになってもらえたらうれしい自慢の一品です。

松山の偉人たちに想いを馳せつつ、さらにもうひとつ、松山自慢の郷土料理をいただくことにしました。松山市一番町にある「桃李花」さんで、特製甘辛みそダレが絶品の「ほうたれ丼」を堪能。カタクチイワシは愛媛では「ホウタレイワシ」の名で親しまれています。温暖化などが進み、海の中が変化した影響により、いまでは希少な魚に。桃李花さんでも仕入れが厳しい状況になるときもあるそうで、ぜひ一度お問い合わせの上で、お越しください。
IMG_2530鮮度バツグンの状態で味わえるので最高!イワシ独特の臭みやクセがなく、お刺し身で食べてもいくらでも入ります。ごはんに甘辛みそダレ、海苔、そしてホウタレイワシ。うまくハーモニーを奏でています。う~ん、箸が止まりません。
IMG_2509おっといけない、あまりのおいしさに完食してしまうところでした。ドーム型のかわいい器の中に、薬味とお漬物が入っています。こちらもアクセントとして、ほうたれ丼をさらに2倍楽しみましょう。
IMG_2590好みで薬味をのせ、熱々のお出汁を注ぎます。お酒の〆にもピッタリ。サラサラサラっといただきます。あっという間に完食です。

「ぜひ一度、松山に来てみて!」と、世界の中心で叫びたい。そのくらい声を大にしても恥ずかしくない自慢の郷土料理がありますので、たくさんの旅行客がやってくることを願いつつ・・・、ごちそうさまでした!

■投稿 カベコ

…………………本日の行程…………………

11:00 日本料理すし丸で「松山鮓」を堪能

13:00 秋山兄弟生誕地を訪問

14:00 桃李花で「ほうたれ丼」をいただく

16:00 萬翠荘を観光

日本料理 すし丸

日本料理 すし丸

秋山兄弟生誕地

秋山兄弟生誕地

桃李花

桃李花

萬翠荘

萬翠荘