里海隊

好きこそ物の上手なれ

2014年5月16日

宇和島市津島町の道の駅「津島やすらぎの里」周辺から宇和島市中央部に向かって行く途中、時期はずれの鯉のぼりを発見しました。
いや、よく見ると違う!カツオだ!カツオのぼりだ!
IMG_5827さすが、愛南びやびやかつおで有名な愛南町と隣り合う宇和島市ならではだなあ。そんなことをおださんと2人で話しながら、国道56号沿いをサイクリングしていると、真新しいうどん屋さんの看板を見かけました。「うどん じゅじゅ」。昨年、開店したばかりの「壽々製麺所」です。お昼時だったので、のれんをくぐってみました。

メニューを見てみると「パールうどん」の文字が!真珠養殖で有名な宇和島市、いままで貝柱が入ったコロッケや真珠丼などは見てきましたが、麺類は初めてです。まったく想像がつきません。この店オリジナルのパール麺というのは、真珠パウダーを混ぜ合わせたもので、天然のカルシウムやミネラルのほか、アミノ酸を豊富に含んでおり、このうどん1杯で1日分のカルシウム摂取量になるそうです。また、真珠パウダーによるざらつきやにおいも感じられないそうです。シンプルに味の分かる「冷ぶっかけ」を注文。トッピングは半熟卵とイカ天をチョイスしました。

IMG_5862調理しているところを見学させてもらいました。グラグラと音を立ててゆで上げていくうどん。真珠パウダーが入っているからか、まるで光っているかのような真っ白な麺です。

IMG_5860ご夫婦でうどんと天ぷらを分担して作業しています。元々、ご主人は鉄工所に勤務しており、趣味でうどんをつくってふるまっていたそうです。調理していくうちにだんだんとうどんに入れ込んでしまい、讃岐うどんの本場である香川県に赴き、数カ所のうどん店で修行したそうです。「鉄工所勤務から、いきなり飲食店を始められるのって、奥さんも驚かれたりしなかったんですか?」と聞いてみたところ、奥さんは「うーん、確かに不安は少しあったけど、この人(ご主人)言い出したら聞かない人だから。」と、はにかみながら答えられました。まだ食べている途中ですが、ごちそうさまです。

IMG_5872奥様が揚げる天ぷらもカラカラと明るい音が店内に響きます。

IMG_5893ご夫婦の息の合ったコンビネーションで、うどんがつくられていきます。さあて、ゆで上がってきました。ザァッとお湯から揚げられた絹のような麺はそのまま冷水に入って引き締められます。少し時間をかけて、じっくり、じっくり、キンキンに冷やされるうどん。さすが、コシの本場である香川県の店でいままで鍛えてきたうどんの腕前!見るからにコシが強そうです。

IMG_5908麺だけでなく、ダシもこだわってつくられたもの。雑節は愛媛県内産の小魚を使ったおり、並べただけでも食欲をそそる風味が香ってきます。

IMG_5903からりと揚がった天ぷらも、宇和島市内で獲れた新鮮な魚で、かぶりつくのが楽しみです。

IMG_5935こうして完成した麺・ダシ・具と、こだわりにこだわり抜いたうどん!添えられたレモンを絞って一気にズルズルといただきます。

IMG_5964箸の先に重さを感じるほどのもっちり絡み合ったコシの強いうどん!勢いをつけてズルッと一気にすすります。のどをくすぐるようなしっかりとしたのど越しと、コシのある麺が胃の中に入っていくのが分かるほどです。

IMG_5978イカの天ぷらもぷりぷりと新鮮で、歯でかみ切るときに「プリンッ」と音が立つほどです。それなのに噛み締めると柔らかい身からジワジワ旨みがにじみ出てきます。

IMG_5965半熟卵もトロトロで麺とダシに絡ませてマイルドな味わいに。素材に良いものを使っているとよりおいしくなってきますね。

うどんづくりが好きだからこそ、一生懸命修行に打ち込め、その姿勢を見ているからこそ、奥様も応援してくれたんだろうなあ。よどみのない真っ白なパールうどんのように、ご主人のうどんに対する美しい思いが反映されたうどんを、心ゆくまで堪能させていただきました。

 

■投稿 いっしー

…………………本日の行程…………………
11:00 中村かまぼこ店で鯛醤油を発見

14:00 壽々製麺所で「冷ぶっかけうどん」を食す

15:00 三浦半島パールラインをサイクリング

IMG_5816

中村かまぼこ店

IMG_6026

壽々製麺所

IMG_6046

三浦半島パールラインの鼻