多々羅大橋をサイクリング
今治・大三島と広島・生口島をつなぐ多々羅大橋にやってきました。大三島をめぐっていて、この大橋を見るたびに、その直線美がひときわ冴えわたっていて惚れ惚れします。しまなみ海道にかかる橋は吊り橋やアーチ型などそれぞれの構造からなる美しい形があり、自分好みの橋を見つけるのも楽しみの一つかもしれません。
さっそく広島県・生口島へ向けてサイクリングです。自転車歩行者道入口はこちら。道の駅「多々羅しまなみ公園」の近くにあります。
多々羅大橋は、橋長1480メートルの斜張橋。主塔から左右斜めに何本もケーブルを引き、橋げたを支えている形式の橋です。鳥が羽を広げたような姿は、しまなみ海道随一の美しさを誇ります。
いざ出発。次々と現れるサイクリストたちにどんどん追い抜かれながらも、マイペースで突き進みます。
ビンビンに張られているケーブル。近くで見ると、そのダイナミックさに圧倒されます。
主塔の部分では「多々羅鳴き龍」という不思議なことが起こるそう。
備え付けてあった拍子木を持ち、試しに打ち鳴らしみると、乾いた音が反射しながら響き渡ります。それはまるで空へと向かって龍が登っていくようで、やがて小さくなって消えていきました。
橋の上から見るしまなみの景色はやっぱり爽快であります。でも、ちょっと風が強い!この日は雪がチラつく中でしたが、負けじと鼻息荒くサイクリング。
がむしゃらにペダルをこいでいたら、県境を越えて広島県尾道市を示す看板が見えました。生口島に到着です。
しまなみ海道は、歩いて渡ってもよし。もちろん、レンタサイクルを利用して自転車で渡ってもよし。とても気軽に訪れることができるんだなあと感じました。体験するまでは、ちょっと敷居が高いんじゃないかと思っていましたが、なんのなんの心配ご無用でした。ぜひ、最高の景観と風を体感すべく、渡ってみてはいかがでしょう。
■投稿 カベコ
…………………本日の行程…………………
12:00 ところミュージアム大三島で現代芸術を鑑賞
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14:00 多々羅大橋を疾走
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16:00 道の駅 多々羅しまなみ公園で「マハタラーメン」を堪能
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18:00 農家民宿「しまなみの小さな家」で宿泊
…………………翌日の行程…………………
10:00 kiki’s苺ハウス(井上苺農園)でイチゴ狩り体験