里海隊

「海の上」にある食堂

2013年11月1日

1枚目美しい宇和海を眺めながら、青空の下でのサイクリング。とても、ぜいたくな気持ちになれる秋晴れの日でした。宇和島市街から、西へと伸びる三浦半島の下波地区へ。のどかな海岸線を走っていると、都会生活では味わえないものをたくさん見て感じることができました。

少し離れたところに浮かぶ小島。
ミャアミャアと鳴く海鳥。
遠くまで続くアスファルト。
ひらりひらりと潮風に揺れる大漁旗…。

えっ、大漁旗?店先に、色とりどりの旗が数多く張られていました。遠くからでもすぐに分かる、この派手な「いかだ屋」さんって何?
いかだ屋・いかだから店名から察するに貸し船屋かと思いましたが、実は「海の上」にある食堂でした。宇和島市の名産品・真珠の母貝であるアコヤ貝の養殖を「食用」として始めたのが店主・芝磯美さん。おいしい食べ方を知り尽くした専門家の食堂とあって、ワクワクしながら昼食におじゃましました。

部屋からはいかだも見える中に入ってみると、窓の外には、いかだ!窓から下をのぞけば、すぐに海!まるで、海の上にいるかのような錯覚に陥ります。いかだの向こうには岬も。ほかでは絶対に味わえない、まさに異空間での食事を楽しめます。いかだの下にはアコヤ貝が保管されており、獲ってすぐに食べられる最高の環境にあります。
部屋の中も大漁旗だらけお店の外だけでなく、店内にも大漁旗。天井には網が張られていました!漁村の食堂に来たんだなあってことを視覚で感じさせてくれます。
芝磯美さんご主人だって負けていません。お母さん手づくりのド派手なタンクトップだそう。ねじり鉢巻きに太い腕。焼けた肌。まさに海の男。一度見たら、絶対に忘れることができないくらいインパクト十分です。写真のように、ご主人が目の前で海の幸を使った料理をつくってくれるのも楽しみのひとつです。
あこや貝の塩コショウ炒めアコヤ貝の塩コショウ炒めです。とれたての貝柱に塩コショウで味付けしただけで、勾玉(まがたま)状のよく締まったシャキシャキの貝柱からジュワジュワとにじみ出る海のエキスも調味料です。ビールを飲めないことをこれほど悔やんだ瞬間はほかにありません…。

すべてのお料理を紹介することができず、大変心苦しい限りですが、10種類以上のお料理を出していただきました。 貝柱のフライ、遊子の包丁汁、酢の物、鯛の塩釜、おにぎり、焼きおにぎり、生ウニ、サザエのつぼ焼き、などなど。
すいません、途中でギブアップしてしまいました…。もう無理です、これ以上食べられません!
しかし、店主は満面の笑みで「してやったり」という感じ。実はこちらのお食事、新鮮でおいしいもののオンパレードなのですが、これで3500円!東京などの都会だったら1品か2品で、このお値段に届いてしまいますよ!
うわさを聞きつけ、県外から訪れた方が「そんな値段でたくさん食べられるわけがない」と怪しみながら来店するそうですが、片っ端からその想像を壊していくのが、店主の楽しみだそうです。今年はもう1品増やすと言っていました。うーん…かなわないなぁ。

ぷかりと浮かんだ大きないかだですが、夏場にはこの上で宴会を開くことができるとのこと。そういう環境もあってか、よくトイレに行こうと酔っ払った方が海に落ちてしまったり、道頓堀川にダイブする阪神ファンのように、会社の宴会で飲んだお客さんが飛び込んでいくという、いかだ屋ならではのエピソードも。また、横につないであるボートで満天の星空の下でのクルージングができるというサービスもされているそうです。今度は夏に来たいなあ。いかだの上でツーショット

帰り際、店主にリクエストして、いかだの上で自慢の大漁旗ハッピを着てパシャリ!竜宮城にいたかのようなひとときでした。

■投稿 いっしー

…………………本日の行程…………………

11:00 宇和島市下波地区をサイクリング

12:00 いかだ屋さんで海の幸フルコース

14:00 宇和島市街に向けてサイクリング再開

16:00 きさいや広場でパールコロッケ発見、食す

18:00 法華津峠にて夕陽を眺める

いかだ屋

いかだ屋

法華津峠

法華津峠からの宇和海

パールコロッケ

パールコロッケ