里海隊

黒潮海閤(かいこう) 宇佐譲二さん (愛南町)

鮮度が命の愛南びやびやかつおをさばき続ける職人
宇佐譲二さん
宇佐譲二さん
愛南びやびやかつお愛南びやびやかつお丼カウンターも広々としている店内黒潮海閤

携わった里山里海グルメ

愛南びやびやかつお丼
鮮度抜群の愛南びやびやかつおを使用
愛南ゴールド物語シリーズ
愛南ゴールドの天然果汁を潤沢に使用

アクセスマップ

「本物」だけを見極める目の持ち主

こだわりは絶対に捨てない。そんな一本筋の通った考えが顔から見え隠れする。愛媛最南端の町・愛南町の日本料理店『黒潮海閤(かいこう)』を経営する店主・宇佐譲二さんは特産品の『愛南びやびやかつお』を使った『愛南びやびやかつお丼』を約5年前から提供。「本物」だけをさばき、調理する考えは変わらない。

「漁船が帰ってきてから、取りに行っている。冷凍かつおは使わない。仕入れがない時は、お客さんから問い合わせがあってもお断りをしている」。愛南びやびやかつおは鮮度が命だけに、漁獲がない時はお客さんに提供しない。

「地元の魚? そうですね。それが一番新鮮だし、一番うまい」。宇佐さんは大阪の寿司店と和食店で修行を積み、23歳の時に愛南町に戻って店を開いた。「当時は若かったけど、不安があったら店を出せない。イケイケでしたね」。修行中に磨いた、魚を見極める目は今も変わらず。「マグロには苦労した。当時は今みたいな冷凍技術がなかったので、色も悪かったしね」と苦笑い。

地元漁師との厚い信頼関係

日々、新鮮な『愛南びやびやかつお』を仕入れることができるのは、地元の漁師との厚い信頼関係があるからこそ。地産地消は魚介類だけに限らない。しょうゆや味噌、卵、野菜、米も愛南町産を使うくらい、地元愛は人一倍強い。内装にもこだわり、厨房とカウンター席のカベを取り払い、お客さんは調理している風景を見ることができる。「お客さんと会話をする。ウチらの商売は反応が命ですから」と胸を張る。

「おいしかったよ、と言われるのが何よりですね」。料理の味とともに、宇佐さんの人柄が数多くのリピーターを呼んでいるのはたしかだ。愛南町に行かないと食べられない味。地元の新鮮な海の幸にこだわり続ける宇佐さんは、これからもお客さんの満腹中枢を刺激し続ける。

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