里海隊
遊子漁業協同組合女性部 (宇和島市)
携わった里山里海グルメ
アクセスマップ
2008年に「遊子の台所プロジェクト」を始動
一言で表すならば、パワフルだ。大きな声が響きわたる。「いらっしゃいませ!」。キッチンカー『ゆすの台所』は美しい景色で知られる『遊子水荷浦の段畑』にもほど近い、遊子(ゆす)漁協女性部が運営。既婚者が中心で、休日になれば、愛媛県内外のイベントに駆けつけ、遊子の名物を販売している。「自分たちが一番楽しくなくっちゃ」と、代表の山内満子さんは元気印全開の笑顔で出迎えてくれた。
遊子漁協女性部の歴史は長い。1955年に結成された婦人部が前身で、2008年の組織改編を機に「遊子の台所プロジェクト」が始動した。鯛やブリといった遊子の海で獲れた魚介類を使って新商品を開発。販売方法として出た案が「キッチンカー」だった。対面販売できるよう、数百万かけて改造した「自分たちの店」を手に入れた。
遊子漁協女性部の歴史は長い。1955年に結成された婦人部が前身で、2008年の組織改編を機に「遊子の台所プロジェクト」が始動した。鯛やブリといった遊子の海で獲れた魚介類を使って新商品を開発。販売方法として出た案が「キッチンカー」だった。対面販売できるよう、数百万かけて改造した「自分たちの店」を手に入れた。
「たべ鯛」、「照りてり寿司」などヒット商品が誕生
開始当初は風当たりが強く、養殖魚への偏見から「なぜ養殖魚の販売をしているんだ」など、心ない声も。それでもへこたれることなく、さらなる新商品の開発に励んだ。鯛飯をオリジナル鯛焼き器で焼いた『たべ鯛』も「焦げついて失敗したりした」が、焼き方や機器の改良などを経て完成にこぎつけ、今や看板商品のひとつである。他にも玄米パンのバンズに竜田揚げの鯛の切り身を挟んだ『たべ鯛バーガー』など、ヒット商品が続々と誕生。すべては「遊子をもっとPRしたい」との思いがもたらしたものであった。
普段、女性部のメンバーは自ら漁船を操縦し、網で魚を獲っている。休日になれば、舵から車のハンドルに切り替え、県内外をキッチンカー走り回る。山内さんは「いろんな場所で、いろいろな人に出会って、アクティブに動くことに目覚めた」と、うれしそうだ。
地道な地域活性化の活動が認められ、2012年に農林水産大臣賞を受賞。それでも、目指すべき目標はまだまだある。「獲れたての魚を食べてもらいたい。一番おいしい刺身を食べてもらいたい」。遊子のパワフルお母ちゃんたちはエンジン全開で動き回る。
普段、女性部のメンバーは自ら漁船を操縦し、網で魚を獲っている。休日になれば、舵から車のハンドルに切り替え、県内外をキッチンカー走り回る。山内さんは「いろんな場所で、いろいろな人に出会って、アクティブに動くことに目覚めた」と、うれしそうだ。
地道な地域活性化の活動が認められ、2012年に農林水産大臣賞を受賞。それでも、目指すべき目標はまだまだある。「獲れたての魚を食べてもらいたい。一番おいしい刺身を食べてもらいたい」。遊子のパワフルお母ちゃんたちはエンジン全開で動き回る。
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