ご当地グルメ一覧

とんかつパフェ
とんかつパフェ清まる 道後店
里山隊
スイーツ

とんかつパフェ (松山市)

とんかつとクリームの未知の味
松山市道後のとんかつ店『清まる』の店主・水野清子さんは、ひまわりのように明るく、話好きの人だった。火災や倒産、借金など幾多の苦難を潜り抜けてきたが、「私は運が強いんですよ。失敗も人一倍多いけれど、いつも必ず助けてくれる人が出てくるんです」と言い切る。 『とんかつパフェ』は、清まるの名を全国に知らしめた。生クリームと抹茶アイスベースのパフェにフルーツをふんだんにトッピングし、その上からとんかつ...

フルーツトコゼリー(甘夏)
フルーツトコゼリーフルーツトコゼリー(ぶどう)
こんにゃく×寒天×ところてんの新感覚ゼリー
愛媛県最南端に位置する愛南町の城辺地区に、一風変わったゼリーがある。『フルーツトコゼリー』は、ところてん、寒天、こんにゃく粉から作られた水菓子。こんにゃく粉が入っているため固めの食感で、さいの目に切っても崩れないほどコシがある。マルヤス食品専務取締役の安岡幹雄さんは「この弾力を楽しんでいただきたい」と説明した。 同社はこんにゃく製造会社として創業。こんにゃくの需要が減る夏場には、ところてんを...

志ぐれ
1粒1粒よりわけたあずき菓子処氣晴
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志ぐれ (大洲市)

大洲藩の秘伝菓子
伊予の小京都と呼ばれる大洲市は、肱川沿いの小さな城下町だ。この町で長年愛され、大洲3大和菓子のひとつでもある和菓子『志ぐれ』は、甘く炊き上げたあずきと米粉を合わせて蒸しあげた菓子だ。外見はようかんやういろうにも似た棹(さお)型だが、食感はしっとりと弾力に富み、餅に近い。 志ぐれは大洲ではポピュラーだが、県内でも他の地方ではあまり見かけない珍しいお菓子だ。なにしろ、江戸時代中期には、大洲藩の江...

どぶろくマドレーヌ
どぶろくマドレーヌしっとりした断面
偶然の出会いが生み出した焼き菓子
東温市は高縄山や皿ヶ嶺連峰に連なる山間部と、松山市のベッドタウンとして開けた平野部との2つの顔を持つ。山間部は松山藩の米どころでもあり、どぶろく特区となっている。半面、平野部の国道11号沿いには大きなショッピングモールや大規模店舗が林立し、愛媛大学の附属病院があるため、松山や近隣の市町村からも頻繁に人が訪れる、風通しの良い街である。 松山市との境に近い、東温市野田に『パティスリー心結(みゆう...

とら巻
とら巻とら巻の製作過程
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とら巻 (東温市)

その名の通り黄色と黒の虎模様
伊予鉄横河原線の終着駅、横河原駅。近くに愛媛大学医学部があるためか、乗降客は多い。この駅からほんの少し歩いたところに、『のま商店』がある。 「とら巻」と大書されたのぼり。店の入り口に掲げられたこの黄色いのぼりがとら巻の「焼きあがり」の目印だ。生地の焦げる甘いにおいが店外までただよい、道行く人が足を止める。焼き立てが一番おいしいからと、店頭で焼き上がりを待つお客さんもいる。 鮮やかな黄色...

白いもキャラもっち
白いもキャラもっちの包み紙営業・企画担当の秦(はだ)さん
ねっとり甘い生キャラメル入り大福
別子銅山で知られる新居浜市の沖に、大島と呼ばれる小さな島がある。この平穏な島に、今一大ブームが起こっている。その立役者は『白いも(別名七福芋)』。栗きんとんに匹敵するほど甘いというこの芋を使って、新しい特産品を作ろうと立ち上がったのが『にいはま大島七福芋ブランド推進協議会』。こちらの認定を受けたスイーツのひとつが『白いもきゃらもっち』だ。 白いもキャラもっちは、新居浜の老舗『別子飴本舗』と新...

青梅ケーキ
青梅ケーキ松野町の梅
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青梅ケーキ (松野町)

森の国の青梅をたっぷり使った大人の焼き菓子
「森の国まつの」がキャッチフレーズの北宇和郡松野町はその名の通り、森林が全面積の84%を占める町。県内有数の梅の産地としても有名で、春ともなれば、山には梅の花が咲き乱れる。 江戸時代には土佐へと続く「旧松丸街道」の宿場町として栄えた同町松丸に、新改(しんがい)和也さんが営む『菓子工房kazu』がある。同店は店舗販売ではなく、移動販売が中心。道の駅『虹の森公園』の特産品販売所に卸している以外は...

善助餅
善助餅映画「てんやわんや」の一場面
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善助餅 (宇和島市)

小説『てんやわんや』のなかから飛び出したお餅
小説家・獅子文六(ししぶんろく)は敗戦直後の昭和20年(1945)末から約2年間、食料事情の悪化によって神奈川県から夫人の故郷である現在の宇和島市津島町に疎開していた。この時の実体験をもとに書かれたのが、小説『てんやわんや』だ。 明治23年(1890)創業の『浜田三島堂』は、小説の舞台となった津島町にある老舗菓子舗。「喰ひたる餅の数五十、おまけおさめにもう一つ」という、愛媛県人の記憶をよみが...

よもぎのお菓子(クッキー)
よもぎのお菓子(まんじゅう)よもぎのお菓子(クッキー各種)
久万特産の手摘みよもぎのほろ苦い味
2014年4月22日、上浮穴郡久万高原町に新しい道の駅『天空の郷 さんさん』が誕生した。同町産の新鮮安心な野菜に、チェーンソーアートなど林業の町ならではの木工芸品、手作りの菓子や惣菜が手に入るとあって連日盛況だ。現在、同町内の出品者は210人にもおよび、並べられたアイテムは多数にわたる。 名称には高原の町・久万高原町のイメージと、降り注ぐ太陽や山(さん)の恵みという意味が込められている。「国...

鶏卵饅頭
こしあんがたっぷり一笑堂
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鶏卵饅頭 (今治市)

川柳7賢人の一人が句に詠んだまんじゅう
「今むかし一笑堂の名とまん頭」 『愛媛川柳』の第一人者、前田伍健(ごけん)翁が、『鶏卵饅頭』を詠んだ句だ。 今治城にほど近い中浜町。コンクリート打ちっぱなしの都会的なビルの1階に、1790年創業の菓子処『一笑堂(いっしょうどう)』がある。同店の看板商品が、今治公の引立てを受け、城中の茶菓子として用いられたという『鶏卵饅頭』。 店内には卵をイメージして、陶器や木製、布製のにわとりの置物...