ご当地グルメ一覧

いずみや
キメの細かいおからをコノシロで巻いている食べやすいひと口サイズにカット
里海隊
郷土料理

いずみや (新居浜市)

旧財閥が生み出した庶民の味
旧財閥が生み出し、いまも愛される郷土料理が新居浜市にある。江戸時代から庶民の味として知られる『いずみや』だ。1690年(元禄3年)に別子銅山を開山し、日本の貿易や近代化に寄与した住友家が調理法を伝えたとされており、その屋号「泉屋」から名前がついたという。アジなどの小魚をおからに巻いたシンプルな料理で、燧灘(ひうちなだ)を望む場所にある『瀬戸内割烹 鞍馬』を訪れ、特別につくっていただいた。 お...

美川手のべそうめん
吊り下げられた麺はのれんのように見える生地を伸ばす
グルメ番組で人気爆発、山村の水と空気に育まれたそうめん
とあるグルメ対決番組で特選食材として紹介され「今まで食べてきたそうめんとはぜんぜん味が違う!」と大評判。一躍全国的に有名になったのが『美川手のべそうめん』。 そうめんは水が決め手。江戸時代には隆盛を極め、幕府にも献上された歴史を持つものの、近年、水質悪化などの影響により産地が消滅した地域もあるほど。四国山地の中央に位置する渓谷の山村というロケーションのよさが、このそうめんの美味しさの根幹とな...

緋の蕪漬け
緋の蕪漬作業漬新
里山隊
郷土料理

緋の蕪漬 (伊予市)

松山の初春を伝える甘酸っぱい味
パリッとした歯触りと甘酸っぱさが特徴の漬物『緋の蕪漬(ひのかぶらづけ)』は、おせち料理に入れると華やかな色彩で祝膳が明るくなると、松山の家庭で重宝されてきた。原料は「お城山が見えるところでないとうまくできない」とされた緋のかぶら(赤カブ)だが、現在は伊予市など松山近郊でも栽培されるようになっている。 正式な品種名は『伊予緋カブ』。よく見かける白いカブ(金町小かぶ)と違い、表面と茎が紫色をして...

西条いもたき
西条いもたき西条いもたきセット
里山隊
郷土料理

西条いもたき (西条市)

西条の初秋を彩る風物詩
他府県にもその名のとどろく勇壮果敢な『西条祭り』。この祭りが行われる加茂川の河川敷では、毎年8月下旬から10月上旬まで、『西条いもたき』が開催されている。 『いもたき』は愛媛県人にはポピュラーな催し。秋の夜長に月見を兼ねて、屋外で里芋や他の食材を煮込み、それを肴(さかな)に宴会をする。 西条いもたきが始まってから、40年近くになる。いつの間にか、規模は県下でも一番大きいものとなり、20...

ダッタンそば(鮎そば)
ダッタンそば店主が釣った鮎(調理中)
里山隊
郷土料理

ダッタンそば (久万高原町)

苦みがクセになるそばの原種
久万高原町に『ダッタン(韃靼)そば』を食べさせてくれる店があると聞いて、足をのばした。 一般的に「そば」と言われるのは「甘そば」。対してダッタンそばは、別名「苦(にが)そば」とも言われ、独特の風味がある。モンゴルに住んでいた遊牧民族、韃靼人が好んだことに由来する。 毛細血管の強化や血圧低下に効果的だと言われる成分、ルチンの含有量が普通のそばの50~100倍。近年とみに注目を浴びている健康食...

松山鮓
エビやアナゴ、菜の花、錦糸卵などで彩り甘めの酢めしと一緒にいただく
里海隊
郷土料理

松山鮓 (松山市)

子規や漱石が愛した瀬戸内のちらし寿司
松山ゆかりの俳人や作家が愛した寿司だ。路面電車が行き来する大街道商店街入口から徒歩5分、繁華街の一角に『日本料理すし丸』本店がある。瀬戸内の郷土料理を多く提供していることで知られるが、特に目をひいたのが『松山鮓(ずし)』。瀬戸内海で獲れた旬の魚介類や野菜をふんだんに使った、どこか懐かしいイメージがするちらし寿司である。 見た目からして、とても華やかだ。エビやアナゴ、タコ、ホウタレイワシなどの...

鮎飯
鮎を米と炊きこむ大野愛子さん
里山隊
郷土料理

鮎飯 (久万高原町)

鮎をまるごと炊き込んだご飯
三坂峠を過ぎて、久万高原町畑野川に入る。ここは四国霊場44番札所大宝寺のすぐ近く。『いやしの宿八丁坂』は、この山里にある。 大宝寺から45番札所岩屋寺の間に『八丁坂』という遍路の気をくじくほどの急坂がある。この宿の名前はこの坂からとったもの。 名物の『鮎飯』をいただいた。焼き鮎をそのままご飯に炊き込んだ、山里ならではの炊き込みご飯だ。飯の上に尻尾まで見事に反りあがった焼き鮎が一匹、姿良く盛...

網元ちりめん丼
網元ちりめん御膳海の幸が豊富な津島町の北灘湾
里海隊
郷土料理

網元ちりめん丼 (宇和島市)

水揚げされたばかりのちりめんをふんだんに使ったどんぶり
ふんわりといい匂いが漂ってくる。お皿に盛られたちりめんをどんぶりごはんの上にかけると、ごはんが見えなくなってしまった。青のりと青ネギ、そして生卵をトッピング。特製のポン酢をかけ、ちりめんとからめるようにして混ぜ、豪快にかき込む。ボリューム満点だ。 国道56号沿いにある宇和島市津島町の『料理田むら』を訪れて『網元ちりめん御膳』をいただいた。「じゃこ天」や「ふくめん」などもついていて豪華。でも、...

レモンポーク丼
レモンポーク丼売店・喫茶『レモンハート』
里山隊
郷土料理

レモンポーク丼 (上島町)

新鮮なレモンと優秀ポークのコラボどんぶり
上島町・岩城島(いわぎじま)は芸予諸島にある人口2500人ほどの小さな島。広島との県境の島で、キャッチフレーズは『青いレモンの島』。1985年から特産のレモンを利用した村おこしに励んでいる。 そのうちの一つが『レモンポーク』だ。島内の農場で飼育しているレモンの搾りかすを食べて育ったブランド豚で、うまみが濃く、適度にさしが入った上質の肉質が自慢。2009年の食肉産業展では最優秀賞を受賞した。 ...

三里膳
池田屋池田屋
里山隊
郷土料理

三里膳 (西予市)

三里四方で採れる食材にこだわった日替わり定食
西予市宇和町卯之町は、明治の学舎や江戸時代の町並みが残る情緒豊かな土地。「文化の香る町」として知られ、明治15年築で四国最古の小学校・開明学校や高野長英の隠れ家、白壁の町屋など歴史を感じる風景が今も当時のまま残り、旅人の心をとらえている。 卯之町にある『池田屋』は、なまこ壁に格子戸の古色あふれる築200年の酒蔵。土間であった部分をフローリングに改装し、喫茶兼ギャラリーを開設。陶器や手芸品、絵...