里山隊
ご当地グルメ

ほっちょ鶏の焼き鳥 (東温市)

食べて初めて分かるうまさの違い
ほっちょ鶏の焼き鳥
ほっちょ鶏のたたきてんやわんやのほっちょ鶏料理てんやわんや東温店店長の本村信行さん
ほっちょ鶏の焼き鳥

スープの旨みと味の濃さにびっくり 

食べて初めて分かることがある。『ほっちょ鶏』は『媛っこ地鶏』と同系統の肉用地鶏。東温市の『奥松瀬川ほっちょ鶏グループ』が育てた地鶏がブランド化された。おいしい料理を手軽に食べられるのが『てんやわんや東温店』だ。

入り口を入ってすぐのところにガラス張りになった炭火調理スペースがあり、鶏を焼く香ばしい匂いが店の外にまで広がる。炭火の上で焦げていくたれの匂いが胃袋を刺激する。

店長の本村信行さんは6年ほど前に東温店を引き継いだが、もともとは店舗デザインを主に手掛けていた建築デザイナー。同店は、そのノウハウがすべて詰まった造りになっているという。

まずは、鍋にも使うというほっちょ鶏のスープをいただいた。鶏ガラと数種の野菜のみでコトコトと煮たもの。材料を約2時間煮込み、寝かせただけだという。

ひと口目にして、出汁の深みに驚いた。ブロイラーとの味の違いが如実にわかる、複雑で深い味は、鶏のうま味が出汁に広がっていくイメージが思い浮かぶほど。鍋の終わりの雑炊を一番の楽しみに来店する人も多いというのもうなずける。

味の違いは鶏の違いだけではない

『ほっちょ鶏』はたたき、あぶり、串もりなど数種類の料理を楽しむことができる。軽く炭火であぶった鶏肉に、わさび醤油をつけて食す『あぶり』。放し飼いで育った地鶏なのに、筋張ったところがなく、プリプリとした歯ごたえ。しかも肉質は柔らかい。

『ほっちょ鶏の串もり』はレバーにモモ、胸、ずり、ネギマの5種類。甘辛いたれを食べると、これが一番と思い、塩焼きを食べると、これこそが焼き鳥の王道だと確信する。手羽先を食べると、店にあるすべての手羽先を食べ尽くしたくなる。

「東温の人は、松山より焼き加減が強いのが好み。同じてんやわんやでも、椿店よりも東温店の方が焼きを少し多くしています」と本村さん。地域に合わせて細やかな心配りがあるのだ。

『てんやわんや東温店』では、朝絞めの鶏を使う。その加工場もここぞと頼んだ1軒のみ。そこでさばかないと、本村さんの理想とする鶏肉にはならないそうだ。鶏肉として同店に卸され、予約2時間前に調理を始める。また、普通の鶏肉を使用したメニューも提供しているので、ぜひ食べ比べてほしい。
ここに注目!
「たたきや炙りもうまいですが、ほっちょ鶏の鍋は他とは全然違いますよ」と本村さん。ほっちょ鶏の鍋は完全予約制。朝絞めのほっちょ鶏に新鮮な地元野菜、絶品スープで作られる。曜日によっては提供できない場合もあ
商品データ ほっちょ鶏
ほっちょ鶏生産者 渡部光右衛さん
定年退職を機に養鶏をスタート
店舗名 てんやわんや東温店
住所 愛媛県東温市南方2193-4
営業時間 17:30~23:00
定休日 火曜日
TEL 089-966-3354
FAX
URL
その他 伊予鉄道・横河原駅から650メートル

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