里海隊
郷土料理

太刀魚ちりめん丼 (宇和島市)

太刀魚巻を豪快に乗せたボリューム感あるどんぶり
太刀魚ちりめん丼
ちりめんや錦糸卵もいっぱい竹の棒から外して食べてもよし和風テイストの店内ほづみ亭
太刀魚ちりめん丼

ちりめんや錦糸卵もいっぱい

豪快に、そしてボリューム感あるどんぶりを食べたいなら『太刀魚ちりめん丼』がオススメと聞いた。JR宇和島駅から歩いて約10分。小さな川沿いにある『郷土料理大衆割烹ほづみ亭』を訪れ、さっそく注文した。竹の棒に巻きつけて特製のタレをつけ、こんがり焼かれた太刀魚巻がどんぶりの上に置いてある。その光景を見ているだけで、おなかが鳴る。

盛りつけも豪快だ。太刀魚巻以外にも、ちりめん、錦糸卵、ガリ、シソなど、ごはんが見えなくなるぐらいに盛られている。まずは太刀魚巻を竹棒から外す。タレは甘辛く、太刀魚の香ばしさも口に残る。ちりめんや錦糸卵は混ぜて食べるもよし、それぞれの味を楽しむのもよし。一度で5種類の味を堪能できるのがうれしい。

店長の石丸さんは「太刀魚はその日に獲れたものを出すようにしています。地元の素材を十分に活かした料理。ちりめんの味にはこだわりがあります」と説明した。同氏が経営する『ほづみ自然農園』で収穫した、山椒としいたけを使用。太刀魚ちりめん丼にさらなるうま味を与えている。もちろん、ちりめんも地元産。「お客さんにはいいものを提供したいですから」と妥協はしない。

太刀魚巻は九島の魚商が売り歩いていたのが始まり

太刀魚巻は、いまから約40~50年前、宇和島市内の沖合にある九島(くしま)の魚の魚商が売り歩いていたのが始まりと言われる。徐々に宇和島市近郊でも知られるようになり、割り箸から竹棒に巻きつけるように改良されてから、路上でも販売されるようになった。

2007年、宇和島のどんぶり料理をPRしようと、宇和島料飲組合と県の宇和島地方局南予活性化支援チームの立案による『どんぶり王国宇和島』を発足。その一環で『太刀魚ちりめん丼』を開発した石丸さんは「ちりめん丼も太刀魚巻も、どんぶりものにして、さらに売れるようになった。若い方も食べに来られるようになりましたね」と効果を感じている。もちろん、丸ごとガブリと食べるのもおいしいが、ごはんといっしょに太刀魚巻を食べるのも、またオツである。
ここに注目!
宇和島市九島は宇和島港からフェリーで約15分の沖合にある。周囲12キロの小さな島で、人口約1200人。特別な観光施設は少ないが、島の北には美しい夕日鑑賞スポットがある。晴れた日には佐田岬半島も見える。
商品データ 太刀魚巻、ちりめん山椒、錦糸卵、ガリ、シソ他
店舗名 郷土料理大衆割烹 ほづみ亭
住所 愛媛県宇和島市新町2丁目3-8
営業時間 11:00~13:30、17:00~22:00
定休日 日曜日、あるいは連休最終日
TEL 0895-22-0041
FAX 0895-23-4991
URL
その他 席数208席、駐車場あり

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