里山隊
アルコール

どぶろく「ながい」 (東温市)

酒好きをうならせる芳醇な味わい
どぶろくながい(中辛)
どぶろくながい(中辛)左から辛口・中辛・甘口ぼたん茶屋 代表の永井公一さん
どぶろくながい(中辛)

古色あふれる150年前の民家で酒をたしなむ

東温市は道後平野の扇頂部に位置し、近年松山市のベッドタウンとして急速に発展が進んでいる。だが、一歩足を延ばせば、日本の原風景のような里山の風景も併せ持つ。肥沃な土壌と清流に恵まれ、松山藩の米どころとして栄えてきたこの市は、『どぶろく特区』として認定を受けている愛媛県下4つの市町村のうちのひとつでもある。

『ぼたん茶屋』は、150年前の古民家をそのまま使用した農家レストランである。その名のごとく春には大輪のぼたん3000本が咲き乱れ、初夏にはアジサイの群生が山里の風景を彩る。

内部は天井が高く、黒光りした板間は往年の庄屋としての栄華が忍ばれる。代表の永井公一さんが集めた生活骨董、古民具が壁一面に飾り付けられている。いくつあるのだろう、壁一面の柱時計の振り子が時代を逆行させたかのようだ。別棟のレストランは板の間に切り出された囲炉裏端を囲み、風景を愛でながら食事するという風情あるものだ。

米どころ東温の秘蔵のにごり酒

こちらで提供しているどぶろくが、永井さん手作りの『ながい』。数々のどぶろくコンテストで優秀賞、入賞に輝いた評判の濁り酒である。淡い麹の匂いが鼻孔をくすぐる。瓶口にたまるほど濃厚だが、酒好きにはたまらないだろう淡麗辛口から、あくまでフルーティな女性好みの甘口まで。どれを選ぶべきか迷うなら、まずは中辛でながいのどぶろくに共通する芳醇な味わいの秘密を探ってみてはいかがだろう。

「一度しかない人生だから、私は人生を楽しみたい。どぶろくに巡り会えてよかった」と永井さん。目で味わい、雰囲気を味わい、旬を味わう。あらゆる点にこだわる職人気質のご主人だからこそ、生み出すことのできたこの味。どぶろくながいは、つくり手のこだわりを雄弁に語る逸品である。

ここに注目!
季節折々の花見ができるぼたん茶屋では、10月頃に赤そばの花が見ごろとなる。この自家栽培のそばを使って店主が打つそばは素晴らしいの一言。お客さんが来る直前にそばの実を脱皮、麺を打つ。そのため完全予約。
商品データ 米、麹
店舗名 農家レストラン ぼたん茶屋
住所 愛媛県東温市井内1142-1
営業時間 8:00~17:00
定休日 不定休
TEL 089-966-3981
FAX
URL http://botan-chaya.jimdo.com/
その他 問い合わせは
とうおんブランド/東温市商工会:愛媛県東温市見奈良495-3
TEL:089-964-1254

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