里山隊
アルコール

どぶろく「由紀っ娘物語」 (東温市)

3種の酵母で酒の味と色が変わる
由紀っ娘物語
由紀っ娘物語(中辛)由紀っ娘物語(はな由紀)由紀っ娘物語古代浪漫(紫黒米・赤米)藤井省三さん、由紀枝さんご夫妻
由紀っ娘物語

段々畑の山里の色とりどりのどぶろく

東温市上林・下林地区は段々畑で有名な里。見事な棚田が上林地区に向かって伸びあがるように広がっている。『どぶろく工房由紀っ娘』は下林の農家、藤井さん夫婦が営む家庭的な料理屋に併設された酒造所だ。

2014年1月に北秋田市で開催された『第9回全国どぶろくコンテスト』で「淡麗の部最優秀賞」に輝いた「中辛」をはじめとする『由紀っ娘物語』の4銘柄が入賞。すべて自家栽培米を使い、藤井さんご夫婦の自宅にある小さな醸造所で作られている。銘柄それぞれにストーリーがあることから、「物語」と名付けたそうだ。

花吹雪のような桜色のどぶろく

濁り酒であるどぶろくは、しばらく置いておくと2層に分かれる。緑色の瓶に入った甘口は、過去にコンテストで入賞したもの。真っ白いおりが沈んでいる。古代米の赤米で作られたものは、茶殻に似たおりを有し、紫黒米(しこくまい)で作られたものはおりのなかに小豆に似たもろみが転々と含まれる。色とりどりの濁り酒の底にゆらゆらと沈んだもろみの色が、その原料の由来を静かに物語る。こちらでは、原料米を変えるだけではなく、3種類の酵母を使い分けることによって味のバリエーションを増やしている。

特筆すべきは『はな由紀』と呼ばれるピンク色のどぶろくで、全国でも珍しい薄赤色である。まったく着色料は使用していないのに、初々しくも華やかな色あいを持ち、かくはんするとあたかも瓶のなかで桜吹雪が舞っているように見える。特別な酵母菌が、自然のままにこの色を醸し出すそうだ。見た目そのままにほんのりと酸味があり、ワインのような味わいが楽しめる。食前酒としても人気があるそうだ。

商品名の『由紀っ娘』は、代表の藤井省三さんの奥様の名前『由紀枝』から来ている。夫婦で二人三脚で歩んできたであろう、その道のりがいとおしい。
ここに注目!
奥様の由紀枝さん手づくりの「どぶろくプリン」(290円)はお酒が苦手な方にもおすすめのおいしさ。滑らかな舌ざわり、ほんのり香るどぶろくの香り。甘口、辛口がある。
商品データ 米・麹
店舗名 どぶろく工房・農家レストラン 由紀っ娘
住所 愛媛県東温市下林甲296
営業時間 9:00~18:00
定休日 不定休
TEL 089-964-2918
FAX 089-964-2918
URL http://www.doburoku-yukikko.com/
その他 お問い合わせは
とうおんブランド/東温市商工会:愛媛県東温市見奈良495-3
TEL:089-964-1254

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