里山隊
スイーツ

みかんぱん (今治市)

ミカンの香りのデニッシュ食パン
みかんぱん
ふかふかの断面バターとみかんの香りがたまらないパン工房つきはらパン工房つきはら代表の月原貞彦さん
みかんぱん

甘い香りの優しい味

濃い焼き色のついた食パンは、ミカンをあしらったシンプルなビニールに包まれている。封を切った途端、ふんわりとただようさわやかな柑橘の香り。柔らかで甘い、愛媛県人にはなじみ深い温州ミカンの香りだ。

『パン工房つきはら』の『みかんぱん』は、渦を巻いたようにつく焼目と、大きめの気泡が特徴のデニッシュ生地の食パン。柔らかな生地は甘く、口どけもいい。しかも、ミカンのさわやかさと甘みがパンの風味をいっそう際立てていると、口コミで大人気。

ミカン入りパンとは一線を画すみかんぱん

『パン工房つきはら』の『みかんぱん』はまず高知で人気が出て、愛媛に逆輸入された。発売当初は愛媛では売れなかったそうだ。「愛媛の人はこれまでに食べたミカン入りパンの印象が強すぎるからではないだろうか。」と月原社長は推察する。

温州ミカンを練りこんだ特製のバターシートは、同社自慢のもの。
「他社でも、似たようなものはできるけれど、同じものはできん。香りも残らんし、味も違う。」
何度も試作を重ね、細かくリクエストを付け、ようやく満足がいくものができたそうだ。

特製バターシートをパン生地に織り込み、畳んでは延ばす。生地を焼き上げると、折り込んだバターが生地に吸収され、薄く折り重なった生地の層ができ、その間からミカンとバターの香りが立つ。この工程の機械化は難しいとのことで、全てが手作業。焼き時間も発酵時間も普通の食パンの倍、時間と手間がかかるが「おいしい」の声に支えられて、多いときには一日150本も焼くそうだ。

大手メーカーの食パンが100円を切ることもある時代に、このみかんパンは少々お高めだが、誰もが納得の味。ぜひ一度食べていただきたい。
ここに注目!
独学でパン屋を起こした月原社長は、今も「パン屋が作りたいパン」ではなく「お客様が欲しいパン」を作ることがモットー。甘く食べやすいみかんぱんからハード系の天然酵母パン、ケーキまでバリエーションが多い。
商品データ 温州ミカン、バター、小麦粉、膨張材他
店舗名 パン工房つきはら
住所 愛媛県今治市朝倉上甲2461-5
営業時間 7:00~19:00
定休日 月曜日
TEL 0898-56-1120
FAX 0898-56-1121
URL http://www.pankobo-tsukihara.com/
その他 駐車場あり

関連リンク
関連ファイル