里山隊
ご当地グルメ

今治ラーメン (今治市)

瀬戸内の「塩」にこだわった地産地消ラーメン
「こきんや」の今治ラーメン
今治産レモンをたっぷり絞ってこきんやこきんやこきんや店主の西野隆文さん
「こきんや」の今治ラーメン

市内7店舗の飲食店による合同企画

今治ラーメンは、地元の食材にこだわり、伯方の塩を使ったご当地ラーメンだ。今治市内に現在7店舗の加盟店があり、今治近在の食材を使う等の規定はあるものの、スープや具材は店によってさまざまだ。

そのなかの一店、今治市末広町の『こきんや』は4代続く老舗のうどん屋である。創業はおよそ100余年前。ここで今治ラーメンが食べられると聞いて、おじゃましてみることにした。

「うどん」と白く抜いたのれんも、黒い格子戸も、昔懐かしいうどん屋のたたずまいである。うどん屋として有名なこきんやで供されるラーメンとはいったいどんな味なのだろうか。

食べ終わった後に余韻が残るラーメン

『今治ラーメン』特有のすっきりした魚介スープは、瀬戸内を挟んで向かい側の『尾道ラーメン』の系統を引き継いでいるように思えた。尾道ラーメンは、瀬戸内海の小魚による出汁を加えた濁らせない鶏がらスープだが、こきんやの今治ラーメンはあっさり塩味、来島海峡で獲れた小鯛とエソから出た和風魚介出汁だ。

きくらげに錦糸卵、天ぷらにした海苔、焼印が押された今治名産の簀巻き。チャーシューは豚ではなく鶏を使っている。別添えで小皿に盛られた粗挽きこしょうを振り、今治産レモンを絞り込む。地元のレモンは香りが違う。ほっとするような味が魅力で、お吸い物を飲み尽くすように、透明なスープを飲みきってしまった。

スープの魚くささを取るために、うどん出汁のノウハウを惜しみなく注ぎ込んだという店主・西野隆文さんは「今治ラーメンスープを取るときは、2時間半も鍋につきっきりになる必要があるんですよ」と、教えてくれた。

店主は自分の味をチェックするために、今も週に一度は自ら作ったラーメンを食べるという。あっさりして、なおかつコクを感じる味、食べ終わった後でも余韻が残る味。今治ラーメンは、瀬戸内の潮の香りが楽しめるラーメンだ。
ここに注目!
こきんやはうどんも絶品。麺は自家製麺、昔ながらの製法を守り続けている。 また、並天うどんは、もっちりしたむきエビのかき揚げと薄味のスープがストレートにおいしいと評判だ。
商品データ きくらげ、錦糸卵、海苔、簀巻き、鶏、麺、魚出汁
店舗名 こきんや
住所 愛媛県今治市末広町1丁目3-1
営業時間 11:00~18:30
定休日 月曜日
TEL 0898-22-2075
FAX
URL http://imabari-ramen.jp/
その他 JR今治駅から703メートル
600円以上の飲食で近隣の金星パーキングが1時間無料

関連リンク
関連ファイル