里山隊
ご当地グルメ

よもぎうどん (久万高原町)

手摘みよもぎを麺に練りこんだ香り高いうどん
よもぎうどん
色鮮やかな緑色に茹で上がる道の駅 天空の郷さんさんよもぎやよもぎうどんの発案者・渡部栄子さん
よもぎうどん

目にも鮮やかな緑色

都会の道はすべて舗装され、小学生が通学中に土の部分を歩くことがなくなったと言われてから久しいが、山あいの町・久万高原町では今も里山の豊かな自然を楽しむことができる。この町に手摘みのよもぎを練りこんだうどんがあると聞き、足を伸ばした。

「久万高原町では、どこの畔(あぜ)にも空き地にも、よもぎがかたまりになって生えています。昔からよもぎはぼた餅にも入れるし、おまんじゅうにも柏餅にも入れます。寒暖差が激しいから色鮮やかで香りが強い。この町ならではの特産物のひとつと言えると思いますよ」と『よもぎうどん』考案者の渡部栄子さん。かつて勤めていた『物産館みどり』の開館時に新しい特産品を考える際、よもぎをうどんに練りこむ発想が自然にわいてきたそうだ。

出汁は地元産の大豆から

『よもぎうどん』は、麺自体が草餅のような鮮やかな緑色をしている。手打ちだけあって、麺にもコシがある。出汁は地元産の大豆をゆっくり煮詰めたもので、郷愁漂う昔ながらのやさしい味。よもぎがほのかに香るうどんを食べると、里山を満喫した気分になる。

うどんの本場・讃岐の職人に教えを請い、渡部さんら地元有志が額を寄せ合って開発。「よもぎを入れすぎると粘りが少なくなる。子どもにも食べやすいように、よもぎのくさみを薄くするにはどうしたらいいか? 雑味を除くには? ピーマンを加えては? もっと鮮やかな緑色は出ないものか? と、何度も何度も作り直しました」と開発の苦労を語ってくれた。

現在、よもぎうどんは『物産館みどり』では提供されてはいないものの、道の駅『天空の郷さんさん』内の『レストランさんさん』のランチバイキング、もしくは隣接の『よもぎや』で食べることができる。

ここに注目!
愛媛県の山間部では大豆で出汁をとる地域があり、精進料理などでもよく使われている。畑の肉と言われる大豆のうま味が引き出されておいしい。意外としっかりした味。
商品データ よもぎ、小麦粉、大豆他
店舗名 道の駅 天空の郷さんさん
住所 愛媛県上浮穴郡久万高原町入野1855-6
営業時間 9:00~17:00(バイキングは14:00まで)
定休日 元日のみ
TEL 0892-21-3400
FAX
URL http://www.kumakogen-sansan.com
その他 駐車場あり

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