里山隊
アルコール

愛媛キウイde酒 (新居浜市)

地元産キウイをふんだんに使ったリキュール
愛媛キウイde酒
愛媛キウイde酒近藤酒造5代目の近藤嘉郎(左)さんと杜氏酒蔵
愛媛キウイde酒

自ら蔵元杜氏として自社製造を再開

愛媛県で唯一『平成の名水百選』に選ばれた新居浜市「つづら淵」。清涼な水がこんこんとあふれるその地にもほど近い新須賀町。長い土塀をたどると、和風門に大きな杉玉(すぎたま)がぶら下がっている。この杉玉こそ、ここが酒蔵の印。創業明治13年、135年以上の歴史を誇る『近藤酒造』である。

5代目の近藤嘉郎(よしろう)さんは1971年生まれ。自らが蔵元杜氏となることで、造り酒屋としての近藤酒造を復活させた功労者だ。以降、近藤酒造の酒『華姫桜』は『全国新酒鑑評会』にて金賞を獲得、『四国清酒鑑評会』では連年優等賞を獲得するなど、高く評価されている。

途中8年間の休蔵期間中は卸業務が主体となっていた。「お酒を売りに行ったときに、自分のところのお酒がないというのが、しっくりこなかった」と、近藤さんは言う。休造していた蔵を復活させるにあたって、杜氏を招へいすることも考えたそうだが、自分自身の作りたいものを追求したいという思いが強く、自らが杜氏となることを選択した。

果実の本来の味を凝縮

『愛媛キウイde酒』は、近藤酒造の一押しリキュール。日本有数のキウイの産地である愛媛県で、地元ならではのお酒をつくりたいという思いが結実した一品だ。西条産のキウイのみで作られているのがポイント。果実本来の甘みを最大限に引き出すために、5代目自ら、取引のある菓子舗に教えを請うたそうだ。

封を切ると果実特有の甘い匂いがする。口に含むとグレープフルーツジュースのようなほんのりとした酸味があり、口中にみずみずしさが広がる。甘さを抑えた梅酒のようで、フルーティで飲みやすい。ロックでもいいし、ソーダ割りにしてもさわやかな喉ごしが楽しめる。試飲会では女性受けがとてもよいというのもうなずける。

「自分も日本酒を作るときにいろいろな人に助けていただいたので、何かしら自分がすることによって、地域活性化に一役買いたいと考えました」と、近藤社長は開発のきっかけを語ってくれた。名水と作り手のこだわり満載の逸品である。
ここに注目!
キウイde酒はそのまま飲むだけでなく、凍らせて簡単シャーベットにしてもおいしい。姉妹品の「愛媛みかんde酒」で作ったシャーベットは東京の料理店のコース料理のデザートに使われている。
商品データ キウイ、清酒、スピリッツ、氷砂糖
アルコール分:8~9%
キウイフルーツ生産者 黒河小百合さん
生産量日本一を支える頼もしいおかあちゃん
店舗名 近藤酒造 株式会社
住所 愛媛県新居浜市新須賀町1丁目11-46
営業時間 9:00~17:00
定休日 土日祝日、年末年始
TEL 0897-33-1177
FAX 0897-37-3351
URL http://www.kondousyuzou.com/
その他 蔵元見学可(10日前までに事前連絡必要あり、駐車場あり)

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