里山隊
加工食品

金の蜜 (愛南町)

愛南ゴールドの完熟ハチミツ
愛南ゴールド(河内晩柑)「ゆらり内海」の代表・深堀毅さん「吉田農園」の吉田浩社長「みつばち屋 嵐」伊藤浩社長

1年で2週間しか採取できない貴重品

愛媛の里山では春が深まると、甘い香りが漂っていることに気づく。これはミカンの花の香り。愛媛県ならではの春の香りだ。温暖な愛南町は『愛南ゴールド』の日本一の産地である。和製グレープフルーツと言われる柑橘の品種。温州ミカンの花よりもふた回りほど大きな愛南ゴールドの花も、この時期に満開となる。

国内最大手の『吉田農園』で栽培している愛南ゴールドの花のミツだけを集めて作ったのが『金の蜜』。花の種類によってミツの味は違う。愛南ゴールドのミツは濃厚な香りのなかに、どこか柑橘のさわやかさを感じる。後味がさっぱりして、一般的なもののように口のなかに甘さが残らないのが特徴。色はまさに黄金色で、まさに金の蜜だ。

愛南ゴールドのハチミツは全国でもほとんど販売されていない貴重なもので、4月下旬から5月中旬のほんの2週間だけしか採取できない。

ミツバチが最後まで完全熟成

現在、国産のハチミツは市場の5%に満たないと言われている。格安な外国産のなかには、水あめなどを混ぜているものもあるそうだが、『金の蜜』は完全「熟成」済の愛南産ハチミツ100%。

ミツバチが集めてきたばかりの花ミツは、余分な水分がたくさん含まれている。ハチは花ミツに体内酵素を加えて成分を変化させ、ハチミツとして巣に貯蔵する。羽で空気を送って水分を蒸発させ、ある程度糖度が高まってきたら、ミツロウでふたをし、外気を遮断する。ここでようやく熟成が始まる。

熟成させるとミツの量が目減りするだけでなく、採取にも手間がかかるため、熟成前に採取している業者も多い。だが、金の蜜は地元の養蜂場『みつばち屋 嵐』が昔ながらのやり方で、完全熟成にこだわってていねいに作っている。

一度口にすれば、味の違いはすぐにわかる。購入者はリピーターが多いと言われるのもうなずける。現在、金の蜜は温泉施設『ゆらり内海』のみで販売しているが、本物を求める人の間で口コミで少しずつ広がっている。
ここに注目!
「ゆらり内海」では、ミネラルが豊富に溶け込んだ潮湯や県内唯一のマイクロバブル湯も楽しめる。また、シーボーンアート教室、真珠教室など体験コーナーも人気。
商品データ ハチミツ
吉田農園 吉田浩さん
新たな収穫方法に取り組み、全国農業コンクールで受賞
店舗名 ゆらり内海
住所 愛媛県南宇和郡愛南町須ノ川286
営業時間 11:00~14:00、17:00~22:00
定休日 なし
TEL 0895-85-1155
FAX 0895-85-1166
URL http://yurariuchiumi.com/
その他 お風呂は大人500円 、65歳以上 400円、小・中学生 300円

関連リンク
関連ファイル