里山隊
スイーツ

むうすあいすもなか (大洲市)

老舗和菓子店が開発した和洋折衷のアイス
むうすあいすもなか(志ぐれ味)
志ぐれ、イチゴ、バニラの3種類の味ムースアイスにも入る志ぐれ5代目社長の冨永さん(右)と山下工場長パティスリー
むうすあいすもなか(志ぐれ味)

大洲銘菓・志ぐれ入りが一番人気

これぞ、和菓子店ならではの発想から生まれたアイスだ。大洲市の国道56号線、通称・大洲街道を内子町方面へと走ると、おしゃれな洋風の建物が見えてくる。フランス語で菓子店を意味する『パティスリー』は、創業1875年の老舗『冨永松栄堂』が経営する洋菓子専門店。大洲銘菓で、看板商品でもある『志ぐれ』を入れた『むうすあいすもなか』を2013年から販売。和の要素を存分に取り入れた人気商品のひとつである。

丸いもなかの皮の中身は卵と牛乳をベースにつくられたバニラアイスにムースを混ぜたもの。ゼラチンが入っているため、普通のアイスもなかと比較すると溶けにくい。バニラ、イチゴ味の他、同店ならではの志ぐれ味が目を引く。小さく刻み、モチモチしたあんことムースアイスの相性は抜群。冷たくて柔らかい食感で、暑い夏場にはうれしい。5代目社長の冨永さんは「ダラダラ溶けないし、手に持って食べやすい」と説明。テイクアウトで食べながら歩くこともできる。

需要の減る夏場の主力商品に

約20年前からケーキなどの洋菓子を提供し始めた老舗和菓子店である『冨永松栄堂』は、2003年に『パティスリー』を開店した。冨永さんは「洋菓子専門店として、別ブランドを構築しようとチャレンジしました」と説明。『むうすあいすもなか』は消費者の需要が減る夏場の主力商品として開発した。大洲市の郷土菓子、志ぐれを取り入れることで、老舗と新店舗のそれぞれの良さをひとつに凝縮することに成功した。

パッケージのラベルは大洲市在住のデザイナーに依頼。冨永さんが「笑っている人間のように見えるでしょ?」と言うように、ユニークなデザインもお客さんの間で好評だ。むうすあいすもなかは同店の他『大洲まちの駅 あさもや』でも販売している。まさに和洋折衷の菓子。時代の流れに逆らうことなく、そのなかでも老舗のプライドが見え隠れする一品と言えるかもしれない。
ここに注目!
もなか商品のひとつ「うかい船もなか」は大洲の小学校のアイデアで誕生。もなかの皮の内側にホワイトチョコをコーティング。皮とあんこが別々になっていて、食べる直前に入れるため、皮のパリパリ感を楽しめる。
商品データ もなか、生クリーム、牛乳、バニラ、ゼラチン、バター、あずき他
店舗名 パティスリー
住所 愛媛県大洲市新谷乙1597-1
営業時間 10:00~19:00
定休日 なし
TEL 0893-25-3635
FAX 0893-25-0905
URL http://www.patisserie-tominaga.com/
その他 JR伊予大洲駅から車で13分、駐車場あり

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