里海隊
食材

真鯛のベシャメルソース (宇和島市)

漁師町で生まれたおしゃれなホワイトソース
真鯛のベシャメルソース
調理例。ベシャメルソースを使ったグラタン調理例。ベシャメルソースを使ったパスタこもねっとのメイン商品、真鯛の一夜干しこもねっと理事長の高木治さん
真鯛のベシャメルソース

FOODEX JAPAN 2014 ご当地レトルトグランプリ金賞

宇和海に細長く伸びる蒋淵(こもぶち)半島。その先端部に位置する旧蒋淵村は、1958年に遊子村、戸島村などと合併、北宇和郡宇和海村となり、さらに1974年に宇和島市と合併し現在に至っている。現在は複雑なリアス式海岸を活かした養殖業が盛んで、カンパチ、真鯛、ハマチ、シマアジなど多くの魚が出荷されている。

まさに“漁師の町”といえる蒋淵で、思わぬオシャレな商品が誕生して話題を呼んでいる。「FOODEX JAPAN 2014 ご当地レトルトグランプリ」で金賞受賞した『真鯛のベシャメルソース』がそれだ。菰淵産の真鯛の旨みが溶け込んだクリーミーなホワイトソースで、グラタン、ディップ、シチューなど、いろいろな料理に使えると評判だ。

製造販売しているのは、蒋淵で活動する『企業組合こもねっと』。本来は一夜干しがメイン商品という同社で、「真鯛のベシャメルソース」はいかにして誕生したのか。理事長を務める高木治さんにお話を伺った。

30~40年後にも楽しく定住できる場所に

「加工場で出る骨とか端材を利用して何かできないかと思っているところに、骨をペースト状にして、コロッケなどに入れているという話を聞きまして。やってみたら真っ白できれいなペーストができたので、この色を活かして何かできないかと」
知人を通じて、松山市のシニア野菜ソムリエやのくにこさんに開発を依頼。松山市の女性団体cre@on(クレヨン)の協力も加わり、約1年をかけ商品化に成功した。

完成した商品は魚臭さは感じさせず、鯛の旨みだけが上手く残されている。しかも、これ1袋で厚生労働省が提示する1日に必要なカルシウム量が摂取できる。「機能性食品と考えてもらってもいいかも」と高木さん。

調理例としてかぼちゃのグラタン、パスタをいただいた。滑らかなソースの舌触りと鯛の旨みがとろけあい、絶品の味わいだ。

『こもねっと』は地元有志で構成された、地域活性化のためのグループでもある。
「海を守り、蒋淵を盛り上げ、30~40年後にも楽しく定住できる場所にしたい」と語る高木さん。今後も海の家の建設など、さまざまな活動を予定しているという。これからも「こもねっと」の動向に注目していきたい。
ここに注目!
ソースと一緒になった真鯛の一夜干しも大人気。ベシャメル、バジル、トマトソースの3種類。
商品データ 牛乳、真鯛のアラペースト、小麦粉、バター、食塩(藻塩)
店舗名 こもねっと
住所 愛媛県宇和島市蒋淵1068
営業時間 10:00~19:00
定休日 土・日曜日
TEL 0895-63-0163
FAX
URL http://www.komo-net.com/
その他 宇和島道路宇和島南ICから車で約1時間

関連リンク
関連ファイル