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ご当地グルメ

かまぼこチップス (今治市)

全国で大ブレイク、老舗名店のかまぼこ100%スナック
かまぼこチップス
店内にはいろいろなかまぼこが並ぶ鯛の身が入った活鯛かまぼこテレビ、ラジオの取材も多い3代目の中村省司さんと奥様のゆかりさん
かまぼこチップス

口コミで火がつき、超人気商品に

今治商店街の北端、今治港のすぐ近くにある『中村屋蒲鉾店』。明治末に創業、素材と味にこだわり続け、さまざまな賞を受賞、皇太子殿下(現天皇陛下)献上の栄を誇る今治屈指のかまぼこ店だ。店頭にある重厚な看板がその歴史を物語っている。

そんな老舗が、イベント用のサービス品として考え出したのが『かまぼこチップス』。普段かまぼこを口にしない人に、興味を持ってもらうきっかけになれば、という思いから生まれた商品だ。口コミで評判を呼び、マスコミで紹介され、ついには生産が間に合わないほどの超人気商品へと成長した。

「なんだか知らない間にメディアで紹介されていて…。いわれるままに10袋、20袋と注文を受けていたら、3日間でものすごい数になってしまって」と、3代目の奥様である“テンつま”こと中村ゆかりさん。3日間で受けた注文をさばくのに、2カ月以上かかったという。時間がかかるのには、それだけの理由がある。

パリパリとしたポテトチップスのような食感

「手作業なので。薄く切ったかまぼこを1枚1枚手で広げて、乾燥させて。薄いから揚げるのも難しい。揚げられる職人は1人だけ」。そして「うちはかまぼこ店なので。チップスばかり作っているわけにはいきませんから」。3代目当主・中村省司さんの言葉に、老舗名店の矜持がうかがえる。

『かまぼこチップス』は正真正銘、かまぼこ100%、混ぜ物、塩の添加すらない。それがこれだけのヒット商品となったのは、ひとえにかまぼこ自体のうまさゆえ。「かまぼこチップス」に使われるかまぼこは、形こそ専用のものだが、身は通常のかまぼことまったく同じものだ。

ゆかりさんは言う。「工程をさかのぼれば、板わさで食べてもらえるかまぼこです」。パリパリとしたポテトチップスのような食感を楽しんでいると、奥から魚肉のうま味があふれ出し、伸ばした手が止まらなくなる。老舗のこだわりかまぼこが、スナック感覚で手軽に食べられるのだ。帰省みやげとしても人気が高いという。

「チップスをおいしいと思ったら、ぜひかまぼこも食べてほしい。おいしいかまぼこを食べていただけるよう、日々努力をしている」と省司さん。かまぼこチップスは、かまぼこ好きを増やす起爆剤となってくれるだろう。
ここに注目!
現在しまなみサイクリストに向けた新商品を開発中。地の物を使った、安全で手軽に栄養補給できるかまぼこ、とのこと。もちろんサイクリストでなくてもOK。
商品データ かまぼこ
店舗名 中村屋蒲鉾店
住所 愛媛県今治市常磐町1-4-3
営業時間 8:00~19:00
定休日 不定休(月1回どれかの水曜日)
TEL 0898-22-1152
FAX 0898-25-0373
URL http://nakamuraya.shop-pro.jp/
その他 JR今治駅から徒歩約17分

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