里海隊
ご当地グルメ

タチウオの骨せんべい (伊方町)

豊予海峡で獲れたタチウオがスナックに
タチウオの骨せんべい
浜のかあちゃん たちせんべい原材料のタチウオ奥様たちが加工場を担当三崎漁協の加工主任・梶原さん
タチウオの骨せんべい

三枚おろしでできた中骨を有効利用

海の恵みをムダなく利用したせんべいだ。四国最西端の佐田岬半島に位置する伊方町。漁場は瀬戸内海と関門海峡からの潮流が交じり合う豊予海峡で『三崎漁業協同組合』では『岬(はな)あじ』『岬さば』をブランド魚として全国の市場に出荷している。同時に、多くの水揚げを誇るのがタチウオで、同漁協では『タチウオの骨せんべい』を『浜のかあちゃん たちせんべい』として製造・販売している。

加工主任の梶原さんは「お父ちゃんたちが獲ってきた魚を、お母ちゃんたちが調理するから」と商品名の由来を教えてくれた。同漁協では、岬あじや金目鯛などと同様にタチウオのフィレを製造。三枚おろしでできた中骨の部分を廃棄せずに有効利用するため、10数年前に商品化した。漁師の奥様たちが加工を担当。中骨を同漁協製造の『黒め塩』と特製のしょうゆだれで味つけして1日乾燥させた後、高温フライヤーで素揚げしている。

骨を気にすることなくパリパリと

さっそく、いただいてみた。こんがりキツネ色に揚がった『タチウオの骨せんべい』はパリッとした心地よい食感。ポテトチップスのように薄くスライスされていて、カリッと揚がっているので、骨を気にすることなくサクサクと食べられる。かめばかむほど、しょうゆと塩の香ばしさがほんのりと口のなかに広がっていく。酒のつまみにはもちろん、カルシウムも豊富であることから、子どもたちのおやつにもよさそうだ。

伊方町内の飲食店でも食べることができる。温泉施設『亀ケ池温泉』にある『ふるさとレストラン』では『三崎漁協』から仕入れ、提供している。料理長の重本さんは「ビールのおつまみにも合うし、リピーターさんが多いですね」と教えてくれた。タチウオは伊方町の人々の間ではよく食べられる魚であり、骨せんべいも一般家庭でもつくられているという。食べられるものは全部食べる。そんなエコの思いから生まれたヘルシースナックと言える。
ここに注目!
三崎漁協では他にも、オリジナルの商品を販売。『黒め塩』は豊予海峡で採れたクロメを海水といっしょに煮つめてつくったもの。普通の塩よりもしょっぱさがなく、まろやかな味が特徴だ。
商品データ タチウオの中骨、しょうゆだれ、黒め塩
店舗名 三崎漁業協同組合
住所 愛媛県西宇和郡伊方町串19
営業時間 8:00~17:00
定休日 土曜日
TEL 0894-56-0285
FAX 0894-56-0285
URL http://www.misaki.or.jp/
その他 JR八幡浜駅から車で75分、ふるさとレストランは住所:愛媛県西宇和郡伊方町二見甲1289、営業時間:月~木曜日11:00~21:00、金~日曜日11:00~21:30、定休日:第4木曜日、電話:0894-39-1160、FAX:0894-39-1170

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