里山隊
ご当地グルメ

キジセイロ (鬼北町)

鬼北のキジと江戸前そばが生む奥行きのある旨味
キジセイロ
食べ終わったつゆを持ち帰る人もキジの脂がネギの甘みを引き出すフグ調理免許も持つ細川さんそば打ち道場もやっている
キジセイロ

キジの脂がネギの甘さを引き出す

北宇和郡鬼北町の特産品の1つにキジがある。その肉はさっぱりしながらも芳醇なうま味と脂を持ち、高たんぱく低カロリーと栄養バランスも良い。鬼北町は2001年度に「きじ工房」を設立、年間3万羽ほどのキジを飼育・出荷している。

そのキジ肉を使った『キジセイロ』を食べられるのが、同じく鬼北町にある『そば処ほそ川』。以前は居酒屋を経営していたというオーナーの細川清人さんが腕を振るう同店でも、屈指の人気メニューとなっている。
「10日間毎日、キジセイロを食べに来られたお客さんもいらっしゃいましたよ」と笑う。

キジの脂とネギの相性が抜群、と語る細川さん。「キジの脂がネギの甘さを引き出してくれるんです。それと、肉は脂身と肉があって一番おいしい状態ですから。脂が多すぎても少なすぎてもいけない」。脂の量は個体差がある。そこを見極めながら、最適な状態でつゆと絡めていく。つゆはキジセイロ専用のものを開発した。
「キジ、そば、つゆ、ネギ、それに三つ葉や山椒も。全部あわせてこのうまさがある。どれか1つでも欠けたらダメ」と強調する。

鬼北のキジは柔らかくておいしいですよ

東京でそば打ちを学んだ細川さん。開店当初は江戸前の流儀でやっていたが「こだわり過ぎても、自画自賛になるだけでダメなんですよ」と、こちらの食文化に合わせる部分も。
「関東の方はかまずにそのまま飲んでのど越しと香りを楽しむ。我々は習慣でどうしてもかんでしまうので、かんで味を楽しんで、香りも楽しめるように。つゆも少し甘めにしてます」。そばはかんで食べることを考慮し徹底してこねてコシを出している。「でも、関東からのお客様にも美味しいと褒めていただけますよ」と胸を張る。

『キジセイロ』の他にも、「キジ重」も人気メニュー。スープ代わりにつゆとそば湯が付く。その他「キジ南蛮」、「キジ鍋焼きそば」、「キジ肉唐揚げ」、「キジ雑炊」なども。

「キジ肉には固いイメージがあるようですが、鬼北のキジは柔らかくておいしいですよ」。
ジューシーで旨味たっぷりの鬼北のキジと江戸前そば。ここでしか食べられない極上の組み合わせだ。
ここに注目!
そばメニューはすべてうどんも用意されている。キジ鍋焼き、キジ雑炊は冬季限定。平日は日替わり定食も人気。
商品データ そば、キジ、ねぎ、しょうゆ他
店舗名 そば処ほそ川
住所 愛媛県北宇和郡鬼北町奈良1017
営業時間 11:00~16:00(ラストオーダー15:00)
定休日 月曜日
TEL 0895-45-3411
FAX
URL
その他 JR宇和島駅から車で約15分

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