里海隊
スイーツ

藻塩大福 (愛南町)

しょっぱさと甘さを同時に楽しめる新食感の和菓子
藻塩大福
純生クリームがいっぱいうめ大福やあんず大福も販売和菓子の他に洋菓子も販売梶原製菓
藻塩大福

ホンダワラからつくった藻塩を使用

しょっぱさと甘さがコラボした大福があるという情報を耳にした。甘いもの好きとしては、ぜひ食べてみたい代物だ。愛南町の特産品でもある藻塩を使用した『藻塩大福』を購入しようと、城辺商店街にある『梶原製菓』へと向かった。

藻塩とはホンダワラという海藻を使用してつくった塩のことで、塩辛さはなく、まろやかな口当たりが特徴。3代目店主の梶原さんが地元の特産品を使用した商品をつくりたいと思案していた際、実母から「藻塩を入れたあんこを炊いて、生クリームを入れた大福を作ってみたら」との助言があり、藻塩大福を生み出した。「和菓子=甘い」というイメージを払拭した、新感覚の和菓子と言える。

見た目は通常の大福と変わりはないが、秘密は藻塩とからめたあんにある。あんを求肥(ぎゅうひ)にのせ、生クリームを絞って包み込む。ひと口含むと、濃厚な生クリームとあんの甘い味が口に広がる。しばらくすると、ほんのりとしたしょっぱさが加わるが、甘さは消えない。このなんともいえないバランスが、人気の秘密なのかもしれない。

こだわりの純生クリーム

生クリームにはこだわりがあるという。通常の生クリームよりも約3倍の高価格のものを使用。梶原さんは「生じゃなくて“純生”ですよ。だから、なかなか利益が上がらない」と苦笑い。開発当初は生クリームと藻塩、あん、砂糖などの配合や調理の手順に頭を悩ませたが、妥協は一切せず、半年がかりで理想の味にたどり着いた。

「企業秘密」というあんも2時間半かけての手づくり。いまでは『カワウソもなか』と並ぶ同店の看板商品になった。県内外のファンも多く「一気に80個を宅配便で送ってくれというお客さんもいますよ」とうれしい悲鳴もある。甘いだけじゃない。塩辛いだけじゃない。1個で2つのおいしさを楽しめる新感覚。なんだか得した気分。これは病みつきになりそうだ。
ここに注目!
「真珠のまち宇和島」の新たな郷土料理を生み出すことを目的とする「第2回パール食コンテスト」(2009年)に、真珠に見立てた『藻塩大福』でエントリー。スイーツ部門の優秀賞を受賞。
商品データ ホンダワラ、あん、純生クリーム
店舗名 梶原製菓
住所 愛媛県南宇和郡愛南町城辺甲2671
営業時間 8:00~20:00
定休日 なし
TEL 0895-72-0372
FAX 0895-72-0372
URL http://kajiwaraseika.web.fc2.com/pctop.html
その他 駐車場あり

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