里山隊
ご当地グルメ

うさぎ焼き (松山市)

幼友達との縁をつなぐオリジナル商品
うさぎ焼き
特製の焼きそばを挟んでいく生地を大判焼きの型に流し込むパーラーうさぎ久保田勢樹さん
うさぎ焼き

沖縄で人気の味を松山でも食べられる

商売繁昌の神様として松山市民に長らく慕われている椿神社。旧暦の正月に行われる椿まつりには毎年約50万人の参詣者が訪れ、臨時バスも出るほどのにぎわいを見せる。椿神社の裏参道の近く、石手川沿いの静かな住宅街に『パーラーうさぎ』がある。定年後、自宅の庭に建てたというプレハブの小さな店舗で、店主の久保田勢樹さんは『うさぎ焼き』を作っている。

「うさぎの肉が入っているの?うさぎの形なの?と必ず聞かれますね」と久保田さん。うさぎ焼きは、大判焼きの型で焼いたたこやきのような生地で、焼そばと目玉焼きを挟んだもの。「お好み焼き風ハンバーガー、たこ焼きみたいなハンバーガー」と例えてくれた。

もともとうさぎ焼きは、子どもの頃の同級生が沖縄県で始めたもの。生まれ年の干支にちなんで本家が付けた屋号とこだわりレシピをそのまま受け継いだ。

じっくり煮込んだだし汁としょうゆマヨネーズが味の決め手

『うさぎ焼き』はタコ、キャベツ、ねぎを加えた生地を大判焼きを作る鉄板でまるく焼き上げ、目玉焼きと焼きそばを挟み、特製マヨネーズとたこ焼きソースで調味。えび入り天かす、紅ショウガ、青のり、かつおぶしで味にアクセントを加えてできあがり。一つずつ三角形のラミネートペーパーに包んでくれる。

ボリュームはあるが、飽きが来ない味。久保田さんは「生地にしょうゆとマヨネーズを混ぜたものが入っているから、味がしゃんとしているんだと思うんですよ」と秘密を教えてくれた。生地を延ばすだし汁も、豚骨、かつおぶしと昆布と玉ねぎを4~5時間煮込み、一晩おいたうえで、丁寧にこして作っている。

定年前までは包丁も握ったことがない、卵も割ったことがなかったという久保田さん。現在のように手早く作業を行えるようになるまでに約1年、苦労したと頭をかく。近所の子どもたちが買いやすいように、150円とお手頃な価格に設定。「ひとつ焼くだけでも20分から30分かかります。朝も早くから準備しなくてはならないし、夜も仕込みがある。大変だけど、もうけはあまり考えてないです」と話す。

夕方になると、学校帰りの子どもたちが店舗前に集まってくる。手軽だが手間のかかったおいしさは、子どもでなくともやみつきになること間違いなしだ。
ここに注目!
生地に2種類のカレー粉を入れた「カレー味」、チーズを挟んだ「チーズ味」は松山店のみの販売。チーズ味は熱いうちにチーズを挟んでとろけさせるために予約が必要。
商品データ 小麦粉、かつおぶし、とんこつ、昆布、玉ねぎ、タコ、キャベツ、ネギ、マヨネーズ、ねぎ、焼そば、卵他
店舗名 パーラーうさぎ
住所 愛媛県松山市古川南1丁目21-28
営業時間 11:00~19:00
定休日 火曜日
TEL 089-957-8993
FAX
URL
その他 JR市坪駅から車で7分

関連リンク
関連ファイル