里海隊
ご当地グルメ

伊達にぎり (宇和島市)

宇和島市と仙台市の食材がコラボ
伊達にぎり
三間米のおにぎりに牛タンが入っている仙台市から取り寄せている仙台味噌店長の藤掛さんとり幕府
伊達にぎり

牛タン入りおにぎりをじゃこ天で包んで

姉妹都市の宇和島市と仙台市の食材がコラボした商品だ。宇和島市民の憩いの場・和霊公園から国道56号を愛南町方面へと走ると、鶏料理専門店『とり幕府』が見えてくる。今春から販売している『伊達にぎり』は昨秋、宇和島商工会議所青年部が開催した「第1回地にぎりグランプリ」で3位入賞した作品を商品化したもの。仙台藩出身の伊達秀宗が治めた宇和島藩・十万石の歴史をグルメで表現している。

宇和島市特産の麦味噌と仙台市の赤味噌の合わせ味噌で牛タンに味つけ。三間米で炊きあげたごはんのなかに具材として入れ、おにぎりにする。さらに、じゃこ天のすり身で巻いて油でカリッと揚げている。店長の藤掛さんは「10個つくるのに1時間以上かかるんですよ」と手間ヒマかけて、ひとつひとつ丁寧につくっている。

見た目はまん丸いコロッケのようだ。豪快にかぶりつく。最初に、表面のじゃこ天から魚介の風味が口のなかに広がる。次に三間米の甘味、そして少し辛味のある牛タンからにじみ出る肉汁がからみ合い、さらにうま味を倍増させる。一度で海と山の幸を味わえるぜいたくさ。1個食べるだけで、おなかがいっぱいになるほどのボリュームがある。

地元中学生のアイデアを商品化

宇和島商工会議所青年部は地域活性化を目指し「地にぎりお絵かきコンテスト」で宇和島の食材を使ったアイデアおにぎりを募集。255点の応募のなかから6作品を選び「地にぎりグランプリ」で販売した。購入者の投票の末、城南中学校の宮本尚輝さんの『伊達にぎり』が3位に。藤掛さんは宮本さんと相談しながら一部改良を加え、商品化した。

任意団体「地にぎりNIPPON」を立ち上げた藤掛さんらはイベントに積極的に参加。地にぎりをPRしている。2014年4月に愛媛県庁を表敬訪問し商品化を報告した際、試食した中村知事に「全国で販売できるのではないか」と絶賛された。宇和島だけにとどまらず、11月には「四国地にぎりサミット」を開催する予定だ。

伊達にぎりは『とり幕府』の他、藤掛さんが経営する弁当店『びっくり屋弁当』でも販売。将来的にはインターネット販売も視野に入れている。藤掛さんは「地にぎりを全国に広めていきたい。B-1グランプリを抜く一大イベントにしたい」と夢を口にした。伊達にぎりは宇和島と仙台の食品を使っているため、夢の実現への足掛かりとしてうってつけの商品。地にぎりを通して、宇和島から日本中に旋風を巻き起こしていく。
ここに注目!
「第1回地にぎりグランプリ」1位の「ゆず皮にぎり」は居酒屋「もんた」で販売。さらに大手コンビニチェーンでも期間限定で販売した。2位の「ブリ照りにぎりミカン味」は弁当・惣菜店「なかつ屋」で販売している。
商品データ じゃこ天すり身、牛タン、三間米、麦味噌、仙台味噌
店舗名 とり幕府
住所 愛媛県宇和島市恵美須町2-7
営業時間 17:00~23:00
定休日 日曜日
TEL 0895-25-5315
FAX 0895-28-6692
URL
その他 JR宇和島駅から徒歩7分

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