里山隊
アルコール

さといも焼酎 媛かぐや (鬼北町)

いも焼酎の概念を覆すフルーティーな香り
さといも焼酎 媛かぐや
さといも焼酎 媛かぐや日吉夢産地日吉夢産地支配人の林さん
さといも焼酎 媛かぐや

日吉地区で栽培された里芋で製造

高知県境の山村である鬼北町の日吉地区は、柚子、シイタケが特産品として知られており、農業、林業を中心に栄えてきた。地形は急峻(きゅうしゅん)で1000メートル級の山が立ち並び、90%以上が林野。江戸時代には、農民のために一身をささげた者たちである武左衞門(ぶざえもん)が百姓一揆をおこしたことでも知られており『武左衞門一揆記念館』や『歴史民俗資料館』などから、その概要をかいま見ることができる。

日吉地区は昔から里芋作りが盛んで、2010年から新品種の里芋『媛かぐや』を栽培するようになった。これは筍芋(京いも)と唐芋(エビいも)を人工交配させたもので、粘り気がなく低カロリー。また、他の品種よりも甘みが強く、サツマイモに近いと言われている。名称は一般公募から決められ、愛媛で育った品種なので「媛」、“筍芋”から竹、その竹から生まれた子供「かぐや姫」というイメージを組み合わせて命名された。

コクのある味わいは女性にも人気

立派な門が目を引く道の駅『日吉夢産地』では、地元の特産品による加工品作りにも取り組んでおり、2011年に里芋『媛かぐや』を使用した『さといも焼酎 媛かぐや』を誕生させた。

地元の農家から里芋を買い取り、製造は隣町の西予市城川町の焼酎専業メーカー『媛囃子(ひめばやし)』に委託。当初は里芋を潰して蒸す際に皮付きを試したそうだが、それだと芋の風味が出過ぎてしまう。そこで皮をはいでみるとフルーティーでコクのある味わいへと変ぼうを遂げ、女性からの人気を得た。

「さといも焼酎 媛かぐや」をつくるきっかけは「日吉は見ての通り山のなかで、夢産地がなければ何もない。農家さんも高齢で。少しでも農家さんの起爆剤になったらいいなと思って」と、日吉夢産地の支配人である林さんは言う。「さといも焼酎 媛かぐや」は里芋の新品種を知ってもらうひとつのツールとしてはもちろん、地元農家への還元も視野に入れた焼酎である。
ここに注目!
「さといも焼酎 媛かぐや」は地元農家8戸が栽培した里芋を使用しているため、収穫時期が限られる。
商品データ 里芋
店舗名 日吉夢産地
住所 愛媛県北宇和郡鬼北町下鍵山54
営業時間 8:30~19:00
定休日 年始
TEL 0895-44-2340
FAX 0895-44-2341
URL http://www.hiyoshiyumesanchi.com/
その他 駐車場あり

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