里山隊
ご当地グルメ

イノシシちゃんコロッケ (西予市)

サクッとおいしいイノシシ肉入りコロッケ
イノシシちゃんコロッケ
イノシシちゃんコロッケししの里せいよ舟本健さん、千津さん夫婦イノシシ肉
イノシシちゃんコロッケ

獣害対策の一環でメニュー化

コロッケの体にジャガイモの鼻。小さな目は黒豆製。かわいらしい『イノシシちゃんコロッケ』は西予市獣肉処理施設『ししの里せいよ』の一押しフードだ。粗挽きイノシシ肉に、ジャガイモやタマネギを合わせたシンプルレシピながら、イベント時にはキッチンカーに人だかりができるほどの人気を誇る。イノシシ肉のおいしさを知ってもらいたいからと、どんなに忙しくともその場で揚げるスタイルにこだわる。

西予市では、野生の鳥獣による農作物への被害が年々増加。2010年には2700万円もの獣害が発生。対策として翌2011年、西予市有害鳥獣捕獲隊が結成された。この捕獲獣肉を有効活用するため開設されたのが、ししの里せいよである。

舟本健さん、千津さん夫婦はイノシシ肉のプロ。「硬くてくさい」というイノシシ肉のイメージをプロの技で根本から変える。「野生では固い肉でも、飼育エサを変えることで肉質を柔らかくすることができます」と千津さん。エサを小麦主体にし、かつおぶし、昆布、エビ、カニなどを加えることが肉質を変える秘けつ。いいものは霜降りのようにサシが入るそうだ。同施設の牧場では、およそ100頭のイノシシを飼育している。捕獲隊が捕まえたイノシシのうち、同施設で食用に卸されるのは全体の1割程度。厳選された肉のみが食用になる。

ていねいな下処理で最高の料理に

一般的にイノシシ肉にクセがあるのは、血抜き処理が不十分なことも理由のひとつ。『ししの里せいよ』では、まずは内臓を取り除いたイノシシを流水に一晩漬け、毛細血管に至るまでていねいに血抜きする。そのうえで、粗挽きした肉を、笹がきゴボウと一緒に2時間煮込んで臭みを抜く。下処理を完ぺきに施すことで、イノシシ肉は万人に愛される肉として生まれ変わる。

「変わった材料は使っていない」と、千津さんは謙そんするが、粒揃いの赤い卵は自家飼育による『岡崎おうはん』、塩は独自製法で竹のエキスを融合させた『炭甘塩坊(すみあまえんぼう)』と、最高の材料で調味している。

揚げたてアツアツのコロッケは、しっかりとした味付けで、ジャガイモにタマネギの甘みと、肉のうま味が溶け合い、いくらでも食べられそうだ。粗挽き肉をたっぷり混ぜ込んでいるため、ゴロゴロとした舌触りと食感を楽しめる。

各地のイベントでも、キッチンカーにて実演販売中。おやつとしてもおかずとしてもおいしく食べられ、しかも珍しいイノシシ肉を手軽に味わえるとあって衆目を集め、『イノシシちゃんコロッケ』は西予市のご当地フードの地位を獲得しつつある。
ここに注目!
イノシシちゃんコロッケは先着100個のみ。完売後はレギュラータイプを販売。イノシシの精肉は冷凍で全国発送も可能。
商品データ イノシシ肉、卵、パン粉、ジャガイモ、塩、こしょう、揚げ油他
店舗名 ししの里せいよ
住所 愛媛県西予市野村町阿下8-136-2
営業時間 8:30~17:00
定休日 火、木曜日
TEL 0894-72-1056
FAX
URL http://sisinosato-seiyo.jimdo.com/
その他 イベント出店情報は、facebook(https://ja-jp.facebook.com/sisinosatoseiyo)に掲載

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