里山隊
スイーツ

フルーツトコゼリー (愛南町)

こんにゃく×寒天×ところてんの新感覚ゼリー
フルーツトコゼリー(甘夏)
フルーツトコゼリーフルーツトコゼリー(ぶどう)フルーツトコゼリー専務取締役の安岡幹雄さん
フルーツトコゼリー(甘夏)

無添加、無着色にこだわり

愛媛県最南端に位置する愛南町の城辺地区に、一風変わったゼリーがある。『フルーツトコゼリー』は、ところてん、寒天、こんにゃく粉から作られた水菓子。こんにゃく粉が入っているため固めの食感で、さいの目に切っても崩れないほどコシがある。マルヤス食品専務取締役の安岡幹雄さんは「この弾力を楽しんでいただきたい」と説明した。

同社はこんにゃく製造会社として創業。こんにゃくの需要が減る夏場には、ところてんを販売していたが、このところてんにある果物を加えたものを自社でおやつに出したところ、好評を得たことから商品化することに。「当社でしかできないもの」をコンセプトに製品化を推し進めた。

無香料、無着色で、可能な限り添加物を使わないことがこだわり。フルーツトコゼリーの色やほのかな香りはなかに入っている果物のもの。自然な甘みを味わってほしいと、北海道産のビート糖を使用している。

こんにゃく粉を追加したり、配合レシピを変えてみたりと、発売後もマイナーチェンジを続けた。現在の形に落ち着くまでに約10年かかったが「やってみないとわからないこともありますから」と安岡さんはあくまでポジティブだ。失敗もあったが、ひとつひとつ修正を加え、着実に前進した。

おいしさの秘密は数種類の果実のミックス

おいしさの秘密は、数種類の果実をミキサーにかけたものをベースにしていることで、1種類の果物だけでは出せない深い味わいを楽しめる。安岡さんは「今もどうやったらおいしくなるかなと考えながら、調整を繰り返しています」と言う。果物によってはシロップに漬け込んで味を染み込ませたり、季節でゼリーの硬さを変えたりと、レシピにひと手間を加えている。

おすすめは地元・愛南の甘夏ミカンを使った『甘夏ゼリー』。「果肉だけでなく、皮もスライスしてなかに入れるから、原料もきちんと確認したい」と、安岡さん自ら農園に出向いて、甘夏を収穫するところから始める。

現在は、桃、アロエ、ぶどうなど6種類をラインナップ。カロリーは控えめだが食べ応えがあると、自然食品店や生協で着々と販路を広げている。「こだわりのポイントをほめられるとすごくうれしいですね」と、安岡さんは相好を崩した。
ここに注目!
ところてんは、天草が獲れる海域によって特徴があるため、日本沿岸のいろいろな産地のものをブレンドして、弾力を調整。製品名の「トコ」はところてんから。
商品データ 天然果汁、寒天、天草、こんにゃく粉、参加料、酸化防止剤(ビタミンC)
店舗名 マルヤス食品
住所 愛媛県南宇和郡愛南町城辺甲2277
営業時間 8:00~17:00
定休日 日祝日
TEL 0895-72-1716
FAX 0895-72-5878
URL
その他 道の駅「みしょうMIC」から車で5分

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