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鬼板 (西条市)

硬さが自慢の石鎚名物
鬼板
鬼板8枚入り鬼板を焼く鉄板店主の三谷光幸さん三谷鬼板本舗
鬼板

素朴なしょうがの風味が後を引く

西条市大町にある『三谷鬼板本舗』を訪ねた。約100年も続くこちらのお店の定番商品は『鬼板』という素朴なせんべい。
硬いことが売りで、うわさにたがわずめっぽう硬い。ところが、口に入れてしばらくすると溶けていく。どおりでお年寄りにもファンが多いわけだ。

「石鎚山」と焼印が押された鬼板は、この地方のお土産物としても珍重されてきた。製法は明治中期頃から『三谷鬼板本舗』に脈々と受け継がれてきたもので、現在は4代目店主の三谷光幸さんがこの味を守る。

材料は小麦粉、三温糖、おろししょうがなど創業当時とまったく同じ。
「焼き手の力加減で大きさや厚さが変わるんですよ」と三谷さん。冬の乾燥した時期、雨続きの時など、気候によって水の配合を変えるなど、硬さを守るための苦労があるそうだ。

まずは召しませ試しませ

『鬼板』はかめばかむほどにおいしさを増していく。一袋8枚入りで、青のり味と黒ゴマ味の2種類入っている。どちらもほどよいアクセントとして使われている。じんわりと口中にしょうがの味が広がり、風味も香ばしい。シンプルだが後を引くおいしさであっという間に1袋を完食してしまった。

『鬼板』のパッケージのうたい文句には「まずは召しませ試しませ」とあるが、本当にそのとおりだと納得。百聞は一見にしかず、まずは1枚試食していただきたい。1袋食べ終わる頃には、きっと鬼板のファンになるに違いない。
ここに注目!
商品名の由来は、西条・石鎚地方に伝わる民話から。鬼から逃れてきた子どもがある家に逃げ込んだ。しかし、鬼は立ち去らず、節穴から家のなかをのぞく。それを家人が大きなおせんべいでふさいで隠したという。
商品データ 小麦粉、砂糖、しょうが、黒ゴマ、青のり、重曹
店舗名 三谷鬼板本舗
住所 愛媛県西条市大町782-15
営業時間 7:00~18:00
定休日 不定休
TEL 0897-55-3088
FAX 0897-55-3081
URL
その他 JR伊予西条駅から253メートル

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