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みかんジュース (西予市)

潮風と3つの太陽が育んだみかんのジュース
みかんジュース(手前左)
たわわに実った温州みかん宇和海を望む場所にある無茶々園の農園生産者の川越さんみかんからつくった化粧水と乳液
みかんジュース(手前左)

おいしさの秘密は石灰岩のカルシウム

『四国西予ジオパーク』にも認定された西予市の沿岸部はリアス式海岸で、温暖な気候に恵まれている。見上げれば石灰質の石垣が積まれた段々畑が広がり、空の太陽はもちろん、石垣や海から照り返す陽光を合わせた「3つの太陽」を浴びることから、みかんなど柑橘類の成長には最適の環境にあるといわれる。宇和海を望む農園でみかん畑を管理している『無茶々園(むちゃちゃえん)』もそのひとつだ。

同農園の看板商品でもあり、果汁100%の温州みかんといよかんを混合した『みかんジュース』と『温州みかんジュース』は、抜群の環境で育ったみかんから製造している。農園は急斜面にあることから、日照時間が長く、宇和海の潮風をたくさん浴びている。同農園の平野さんは「石灰岩からはカルシウムが流れ出るので、柑橘類の細胞組織を強めたり、根の生育を促進させている」と栽培環境の良さを挙げた。なるほど、たわわに実った柑橘は色が濃い。

さっそく、一番人気のみかんジュースを飲んでみた。温州みかんのコクのある甘味といよかんの酸味がバランスよくミックスされているので、とても飲みやすい。一気に飲み干すと、口のなかにさわやかな酸味が広がる。温州みかんジュースは酸味や苦味がなく、子どもが好んで飲みそうだ。

農薬や化学肥料に頼らずにみかんを栽培

1993年の設立以来、無茶々園は「農薬に頼らない自然の味を伝えること」を信条に掲げて「無茶なこと」に挑戦している。できるだけ農薬を使わず、化学肥料ではなく有機肥料で育てるなど、環境を考えた柑橘栽培を行っている。つまり、自然の恵みをたくさん吸収したみかんを栽培しているのだ。創業以来、その思いに賛同する約70人の生産者がつくったみかんからジュースを製造している。

まさに自然のままに育ったみかんを、果皮ごと搾って製造している。平野さんは「農薬を抑えているので、果皮ごと絞ったジュースも安心して飲めます」と胸を張る。濃縮還元による調整や香料・保存料を添加を一切せず、柑橘の果汁をそのまま瓶に詰めている。恵まれた自然環境と正面から向き合い、つくられた『みかんジュース』と『温州みかんジュース』。さんさんと照りつける太陽の下で飲むジュースの味は最高だった。
ここに注目!
ジュース以外にも、柑橘類はもちろん、マーマレードやみかん酢など加工食品を販売。また、コスメブランド「yaetoco」を立ち上げて化粧品を販売。化粧水や乳液、アロマミストやエッセンシャルオイルなどがある
商品データ 温州みかん、いよかん他
店舗名 無茶々園
住所 愛媛県西予市明浜町狩浜3-134
営業時間 9:00~17:00
定休日 土日祝日
TEL 0894-65-1417
FAX 0894-65-1638
URL http://www.muchachaen.jp/
その他 JR卯之町駅から車で34分

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