里海隊
ご当地グルメ

マハタぷるるん丼 (宇和島市)

宇和島水産高校の生徒が発案
マハタぷるるん丼
マハタのアラから煮こごりをつくるマハタの切り身をさばく女の子らしく彩りよく盛りつけ左から稲葉さん、徳島さん、酒井さん
マハタぷるるん丼

美容にも効果のあるコラーゲンがたっぷり

女子高生らしさが前面に出た商品だ。愛媛県立宇和島水産高校水産食品科の女子生徒3人が考案した『マハタぷるるん丼』。愛媛県の「『愛』あるブランド産品」に指定されている高級魚・マハタを使って、同校実習室で秋バージョンの新作づくりに励んでいた。

盛り付けが、いかにも女の子らしい。マハタの切り身を焼いたもの周りは、ハート型に切り取ったニンジンとかまぼこで彩られている。カボチャにレンコン、青ネギと野菜もたっぷり。忘れてはいけないのがマハタのアラからつくった煮こごり。文字通り、ぷるるんとしていて、どんぶりを覆うように盛り付けされている。かわいらしさ満点だ。

「ターゲットは女性です。そのぷるるんとごはんをいっしょに食べるとおいしいですよ」と、酒井摩耶さん(3年)が教えてくれた。ぷるるんはツルツルしていて、口の中に入れると、あっという間に溶けてしまう。アラに含まれるコラーゲンは皮膚の張りを保つなど、美容にいい成分と言われている。女性ならではの発想から生まれた商品と言える。

宇和島市内の料理店で新メニューに

マハタは高級魚でありながら、アラは捨てられていた。そのアラを有効活用との思いから2012年3月、新商品の開発がスタートした。生徒を指導している宇和島水産高校の吉村暢洋先生は「マハタは大きくて、処理に手間ヒマがかかる。魚独特のくさみもありますから」と苦笑い。念入りに洗い、ぬめりを取ったりして、においを消す。その苦労あって、さまざまなイベントでも完売するなど、好評を得た。

2013年11月、東京都で開催された『第2回ご当地!絶品うまいもん甲子園』に出場。入賞はならなかったが、2014年2月から宇和島市内の料理店『和日輔(わびすけ)』の新メニューにも取り入れられた。開発に関わった3人全員が「料理店でメニュー化されるのが目標」と話していただけに、喜びはひとしおだ。

「マハタを全国の人に知ってもらえたので、宇和島に食べにきてもらいたい」と、稲葉千尋さん(3年)は笑顔で話した。若いエネルギーあふれるマハタぷるるん丼が、宇和島市を活性化してくれそうな予感がした。
ここに注目!
マハタは最長2メートル超の記録がある大型魚。肉質は独特の歯応えがあり、さしみや鍋で食べられる。天然での漁獲がほとんどなく、知名度は低いが、最近では鯛などに代わる高級養殖魚として注目される。
商品データ マハタ、かまぼこ、れんこん、にんじん、青ネギ、しょうが他
宇和島水産高校水産食品科
地元産の高級魚・マハタを使って「マハタぷるるん丼」を考案
店舗名 愛媛県立宇和島水産高校水産食品科
住所 愛媛県宇和島市明倫町1丁目2−20
営業時間
定休日
TEL 0895-22-6575
FAX 0895-25-0791
URL http://uwajimasuisan-h.esnet.ed.jp/
その他 JR宇和島駅から車で5分

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