里山隊
スイーツ

ゆず寒天 (鬼北町)

地元産のフレッシュな柚子をふんだんに使った水菓子
ゆず寒天
ゆず寒天日吉夢産地日吉夢産地支配人の林栄徳さん
ゆず寒天

寒天のなかには柚子の果汁と果皮

愛媛県の南部、高知県境にある山村、北宇和郡鬼北町。2005年に旧日吉村と旧広見村が合併してできた町だ。「日吉と広見は隣町ですが、間に山を挟むから、地図で見るよりも離れているように感じるかもしれませんね。日吉という村の名は、村の祭神の日吉権現からきているんですよ」と林栄徳(ひでのり)さんが教えてくれた。

林さんは旧日吉地区にある道の駅『日吉夢産地』の支配人。同道の駅の名前には、四万十観光の中継地点でもある日吉地区から夢を発信したい、という願いが込められている。

同店ではシイタケや柚子の加工品など、鬼北町の特産品に限らず、芋けんぴ、川のり、手作りコンニャクなど、四万十川流域の市町村の特産品も販売している。新鮮な野菜や果物、花卉(かき)はもちろん、キジの町・鬼北ならではの『鬼北熟成きじ』やイノシシ肉も並び、観光客を楽しませている。また、野外ステージでは季節ごとに餅つき大会やシイタケ祭りなどのイベントも開催。有名アーティストやスペシャルゲストを呼び、集客に励んでいる。

パッケージを開ければ、さわやかな香り

『日吉夢産地』おすすめのスイーツが、鬼北町特産の柚子をふんだんに使った『ゆず寒天』だ。透明な寒天に天然柚子の果汁と細く切った皮を閉じ込めたオリジナル商品。柚子の風味をそのまま涼しげな和風の水菓子に仕立てたもので、観光客にも好評を得ている。

ビニールのパッケージを開けると柚子の香りが立ち上る。「柚子のフレッシュさを味わえるものにしたいと思いました。果汁だけでなく果皮を入れることがミソ。より香りが引き立ちます」

固めの寒天が口に含むとほろほろと崩れ、のどを滑り落ちる。柚子の香り高い風味と夏向きのさわやかさが印象的。しかも、酸味はほのかで食べやすいものとなっている。「懐かしくてホッとする。素朴だけれど、甘すぎず飽きのこない味」と口コミでも人気上昇中。ようかん大のサイズ以外に、ひと口サイズもある。

「日吉地区は見ての通りの山の中。高齢化が進んでいますが、生産者さんに頑張って出品してもらっています」と林さんは説明した。作り手の顔が見える道の駅だからこそ、ゆず寒天のような購入者の気持ちに寄り添った製品ができるのかもしれない。
ここに注目!
毎週火曜日9:30~15:00、松山市の大街道商店街・松山三越玄関前で「日吉夢産地 松山三越マルシェ IN 大街道商店街」を開催。新鮮な野菜、手作りの惣菜など販売している。
商品データ 寒天、柚子果汁、柚子果皮他
店舗名 日吉夢産地
住所 愛媛県北宇和郡鬼北町下鍵山54
営業時間 8:30~19:00
定休日 年始
TEL 0895-44-2340
FAX 0895-44-2341
URL http://www.hiyoshiyumesanchi.com/
その他 駐車場あり、道の駅内には青空市、売店、レストラン、ふれあい交流センター、夢工房(自家製パン・特産品アイスクリーム)、屋外ステージがある

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