里海隊
ご当地グルメ

大三島ソースオムそば (今治市)

しまなみのかあちゃんがつくった懐かしい味
大三島ソースオムそば
半熟のフワフワ卵といっしょに「黄金ソース」が味の決め手店頭はお客さんでいっぱいスタッフの大木さん(右)と拓哉さん
大三島ソースオムそば

黄金ソースと半熟卵がおいしさの秘密

しまなみに来なければ味わえないおかあちゃんの味がある。瀬戸内海を一望できる今治市の伯方・大島大橋を下りて、国道317号を走ると、伯方ショッピングセンター内に『イマイ流かぁちゃん亭』の看板が見えてくる。風に乗って、ソースの香ばしいにおいが届いた。吸い寄せられるように、においのほうへ向かうと、多くのお客さんが看板商品『大三島ソースオムそば』を買い求めていた。

店頭にある鉄板の上で焼いていた。キャベツや豚肉などの具材とともに、焼きそばの上に濃口のソースをたっぷりかけて炒める。卵を2つ落として円盤状に広げると、上に焼きそばをのせてクレープを巻くように半月の形にする。そして再び、ソースをたっぷりと卵の上に塗り、波を描くようにマヨネーズをかけ、紅ショウガをトッピングしてできあがりだ。

さっそくいただいてみた。卵は半熟でフワフワ。スッと箸が入り、なかから香ばしいにおいの焼きそばが出てくる。卵と一緒に食べてみる。甘めのソースが卵やそばとも合う。親会社であるイマイ食品の統括本部長の大木さんは「焼き方にはこだわっています。卵は半熟。焼き過ぎるとダメ。でも、やっぱり味の決め手は『黄金ソース』です」と強調した。

お客さんのひと言が商品誕生のきっかけ

この『黄金ソース』との出会いが運命を変えた。「しまなみのかあちゃん」ことイマイ食品社長の今井幸江さんが伯方島や大島、大三島で屋台を引いていた約10年前、ケチャップとマヨネーズという一般的なオムソバを提供していたが、あるお客さんに「ソースのほうが合うと思うよ」と言われた。試しにつくってみると、予想を上回るうまさに驚いた。

以降、今井さんはソースにこだわり、オムソバに合いそうなソースを買い求めては試作品をつくり続けた。数年にわたって探し続けた末に見つけたのが今治市内のしょうゆメーカーが製造する黄金ソースだった。このソースを使って、大三島で販売したところ「うまかった」という意見が多かったことから『大三島ソースオムそば』と名付けた。

480円という手ごろの値段から、地元の高校生にも人気だ。休日には多くの観光客やサイクリストが訪れている。大木さんは「地域との交流を大事にしつつ、観光誘致にもつながっている」と説明した。しまなみのかあちゃんが生み出した大三島ソースオムそばを食べると、ふるさとがなんだか懐かしくなった。
ここに注目!
「イマイ流かぁちゃん亭」では、しまなみの特産品を使った商品がズラリ。大島・宮窪の真ダコが入ったタコ焼きを柚子ポン酢をかけて食べる「ネギたこ焼き」や、伯方の塩を使って焼き上げた「塩焼き鳥」などがある。
商品データ そば、卵、キャベツ、モヤシ、タマネギ、豚肉、天かす、黄金ソース、マヨネーズ他
店舗名 イマイ流かぁちゃん亭
住所 愛媛県今治市有津甲71 伯方ショッピングセンター内
営業時間 10:00~20:00
定休日 月曜日
TEL 0897-72-0788
FAX 0897-72-0788
URL
その他 しまなみ海道・伯方ICから車で7分、駐車場あり

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