里海隊
ご当地グルメ

熱アツ!ブリさつま (愛南町)

地元・久良のブリを使った新感覚の料理
熱アツ!ブリさつま
バーナーでブリの身をあぶる若女将の足立さん奥にある座敷でも、ゆっくりと食べられるお食事処なにわ
熱アツ!ブリさつま

あぶったブリを焼きおにぎりの上に

冷たいのが定番のさつまがアツアツで食べられると聞いて、国道56号沿いにある愛南町の郷土料理店『お食事処なにわ』を訪れた。そのメニューのネーミングが分かりやすくていい。『熱アツ!ブリさつま』。地元産の『久良のブリ』をぜいたくに使った新しいご当地グルメだ。

三角の焼きおにぎりの上には、バーナーであぶったブリの切り身がのっている。汁はブリの焼き身をすり鉢で下ろし、地元産の味噌と混ぜ合わせてつくったもの。ネギもたっぷりのっていて、食欲を倍増させてくれる。温かい汁は一見、濃そうだが、意外とあっさりしていて、女性でも食べやすそうな味だ。若女将の足立さんは「地元の食材をたくさん使っています。魚嫌いの子どもでも食べられるんですよ」と教えてくれた。

愛なんうまいもんコンテストでグランプリ受賞

2012年2月に開催された『愛なんうまいもんコンテスト』でグランプリに輝いた。足立さんは「寒い時期だったことと、旬のブリを使ったものをつくろうと思った」と説明。同店では、先代の時代から鯛を使用したさつまを提供していたが、夫の正典さんといっしょに案を出し合いながら、理想のブリさつまをつくり続けた。ブリと味噌の配分には苦労したそうだが、夫婦で試行錯誤して、最終的に優勝という最高の結果を得た。いまでは老若男女から愛されている。

足立さんは「これだけを食べに来る高校生のファンもいるし、分け合って食べられる家族連れもいるんです」と教えてくれた。女性客からの注文も多く、お酒を飲んだ後のシメにも最適だ。「つくるのに手間がかかりますけど、お客さんが喜んでくれますから」と、お客さんの笑顔や喜ぶ声を励みにしている。

「最近はさつま自体をつくる若い人も少なくなっている。でも、ぎょしょく教育(愛南町が進める水産版食育)にはオススメだし、町のPRになれば」
グランプリを獲得したことから、県内外からの観光客が増えたが、やはり地元の人にも食べてもらいたいという思いは強い。足立さんの顔を見ていると、郷土愛がひしひしと伝わってきた。
ここに注目!
愛南町は暖流の黒潮の影響を受け、年間を通してブリの最適な漁場として知られている。「久良のブリ」の旬は12~2月で、脂も適度にのっていることから、最もおいしいと言われている。
商品データ 久良のブリ、ネギ、味噌他
お食事処なにわ 足立ゆかりさん
愛南町のご当地グルメコンテストで3連覇
店舗名 お食事処なにわ
住所 愛媛県南宇和郡愛南町御荘平城3924-1
営業時間 9:00~21:00
定休日 火曜日
TEL 0895-72-1411
FAX 0895-72-1476
URL
その他 134席 (テーブル64席、座敷70席)、個室あり(4人可)、駐車場あり

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