里山隊
郷土料理

レモンポーク丼 (上島町)

新鮮なレモンと優秀ポークのコラボどんぶり
レモンポーク丼
レモンポーク丼売店・喫茶『レモンハート』ジューシーな肉質店長の前田正剛さん
レモンポーク丼

岩城島名産を全部集めた甘辛味

上島町・岩城島(いわぎじま)は芸予諸島にある人口2500人ほどの小さな島。広島との県境の島で、キャッチフレーズは『青いレモンの島』。1985年から特産のレモンを利用した村おこしに励んでいる。
そのうちの一つが『レモンポーク』だ。島内の農場で飼育しているレモンの搾りかすを食べて育ったブランド豚で、うまみが濃く、適度にさしが入った上質の肉質が自慢。2009年の食肉産業展では最優秀賞を受賞した。

このレモンポークを使用したご当地どんぶりが評判を呼び、いまや新しい岩城島の名物になっているとききつけ、島の玄関口の岩城港のすぐそばにあるいわぎ物産センター内『Tea room レモン・ハート』にお邪魔した。

レモンポークのおいしさを引き立てる味付けとは

『レモンポーク丼』は、レモンポークに甘辛いたれを絡ませて、刻みのり、ネギ、千切りキャベツと一緒に炊き立てご飯にのせたもの。脂ののったレモンポークのばら肉と、半熟の目玉焼きを絡ませて食べる。

材料は全て新鮮な地元上島町産。爽やかなレモンの風味と醤油味のたれがマッチして、後を引く美味しさ。タップリと脂がのった豚肉は口のなかでとろける。丼を食べている時にもレモンの香りがするように、タレには新鮮なレモンの果汁をたっぷりとしぼりこんでいる。

「肉のおいしさをいかにひきたてるかに苦労しました。レモンポークは塩コショウだけでも良いくらいおいしい肉なので、タレをどうするかが一番の難所でした。」と店長の前田正剛さん。
どんぶり開発には、レモン・ハートの従業員を総動員。色々調理法を工夫し、試食しながらレシピをしぼりこんでいき、現在のものに落ち着いたそうだ。お手頃感とボリューム感が受けて、しまなみサイクリングロードを訪れるサイクロニストにも評判は上々。

レモンの絞りかすは豚の飼料になり、豚はレモンを育てる有機肥料を作る。島内循環がうまく回ることは、島に人を呼び、島をうるおすことにもつながっている。信号機がないこの島にはゆっくりした時間が流れ、みんなが幸せになる循環ができている。
ここに注目!
現在、国内消費の90%は輸入レモン。レモンは秋から春先にかけてが旬で、木になっているもぎたてのレモンは青い。青いレモンは防腐剤・ワックスを一切使わっていない。
商品データ 米、海苔、豚肉、キャベツ、ゴマ、醤油、みりん、砂糖、レモン果汁、ねぎ、卵
店舗名 いわぎ物産センター内 売店・喫茶『レモンハート』
住所 愛媛県越智郡上島町岩城1427-2
営業時間 9:00~17:00
定休日 不定休
TEL 0897-75-3277
FAX 0897-75-3277
URL http://www.islands.ne.jp/iwagi/
その他 駐車場あり

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