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青梅ケーキ (松野町)

森の国の青梅をたっぷり使った大人の焼き菓子
青梅ケーキ
青梅ケーキ松野町の梅青梅ケーキに使用する梅代表の新改和也さん
青梅ケーキ

青梅と梅酒を使ったしっとりパウンドケーキ

「森の国まつの」がキャッチフレーズの北宇和郡松野町はその名の通り、森林が全面積の84%を占める町。県内有数の梅の産地としても有名で、春ともなれば、山には梅の花が咲き乱れる。

江戸時代には土佐へと続く「旧松丸街道」の宿場町として栄えた同町松丸に、新改(しんがい)和也さんが営む『菓子工房kazu』がある。同店は店舗販売ではなく、移動販売が中心。道の駅『虹の森公園』の特産品販売所に卸している以外は、イベントや朝市などに出店している。

新改さんは地元出身。北宇和高校生産食品科を卒業後、県内外でさまざまな職種に就き、その後松野町にUターンし、起業した努力の人である。菓子工房kazuでは、餅からパン、プリンにケーキと、手作りの焼き菓子や和洋菓子を多岐にわたって製造販売しており、そのひとつひとつにこだわりが見え隠れする。

お土産や引き出物としても人気

松野町の集客にもつながる、特産物を使ったオリジナル商品をつくりたいと、試行錯誤の末に完成したのが『青梅(あおうめ)ケーキ』。しっとりしたパウンド生地に甘酸っぱい梅が入った大人の焼き菓子で、包み紙を破ると、さわやかな梅酒の香りが漂う。

主に松野産の南高梅(なんこうばい)の青梅を使用し、高級感あふれる仕上がり。しっとりしたスポンジ生地には梅酒が塗られ、生地のなかには刻んだ後、一定期間熟成させた青梅の実が混ぜ込んである。季節によっても、梅の実の熟成の時間が変わってくるので、細かく材料の顔色を確かめる必要があるそうだ。

新改さんはもともと、食べ歩きが趣味だそう。「スーパーとかに行けば、いろんなものがあふれているでしょ。菓子工房kazuのお菓子は、これが好きだという人だけに買ってもらったらいいかなと思っています」と、万人受けする菓子を目標にするのではなく、自分がおいしいと思うレシピを追求している。

徐々に認知度が高まってきたことで、青梅ケーキは帰省のお土産や、地元の結婚式の引き出物用にと、まとまった注文を受けることも多い。「移動販売では、手応えがすぐわかる。お客さんの生の声を聞けるということが、すごく大事です」と、新改さんは今日もレシピの研さんに励んでいる。
ここに注目!
青梅と完熟梅は、収穫時期が違うだけで同じもの。梅酒や梅シロップにはエキスがよく出る青梅を使い、完熟梅は梅干しに使用する。菓子工房KazuのFacebookページで当日の出張販売情報を確認できる。
商品データ 小麦粉、砂糖、バター、梅、梅酒、卵、膨張材、水あめ
店舗名 菓子工房Kazu
住所 愛媛県北宇和郡松野町大字松丸88
営業時間 不定休
定休日 不定休
TEL 0895-49-1257
FAX
URL https://aoumecake.stores.jp/
その他 道の駅「虹の森公園」の特産品販売所、朝市などで販売

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