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酒粕マカロン (西予市)

上品な酒粕の香りをまとったお菓子
酒粕マカロン
酒粕マカロンと吟醸酒「城川郷」きなはい屋きなはい屋戸田店長(左)と河原さん
酒粕マカロン

和風素材を洋菓子にアレンジ

『きなはいや』という南予地方の柔らかな方言で旅人をいざなう道の駅が、西予市城川町にある。「こちらへおいで」という意味のこの駅には、雪のように真っ白なマカロンがある。『酒粕マカロン』は、地元の『中城本家酒造』の酒粕を使用した、道の駅『きなはい屋』のオリジナル商品だ。

発売開始からまだ2年ほどだが、波紋のように次々とリピーターが広がっている。城川のお土産にもらって、そのおいしさが忘れられないと、道の駅に問い合わせしてくる人もいるそうだ。

きなはい屋の店長の戸田さんは「昔、おばあちゃんが酒粕を焼いて、砂糖を包んだおやつを作ってくれました。それを思い出して、酒粕のお菓子ができないかなと考えました」と、誕生のきっかけを教えてくれた。

マカロンは卵白のメレンゲに、アーモンドプードル(粉末アーモンド)を合わせて焼きあげたフランスを代表するお菓子。色とりどりのマカロンは見た目のかわいらしさもあいまって、日本でも近年、一躍ブームになった。開発当時、城川町ではマカロンの認知度は低かったが「これまでマカロンを見たことがなかった人に、これなんだろう? と手に取ってもらえたらうれしいから」と戸田さんは英断を下し、商品化にこぎつけた。

サクサクした歯ざわりとふわふわクリーム

個包装を開けると、酒粕の甘い香りがたちあがる。袋の絵は明治時代の杜氏をイメージして、従業員が描きおろしたもの。

ふっくら盛り上がった2枚のマカロンの間に酒粕入りのクリームを挟んでいる。生地もクリームも真っ白だ。外側のサクサクした歯ざわりと甘い生地、ほんのり甘いクリームが絶妙だ。風味豊かでありながらスッキリとした甘さの酒粕クリームによって、上品な大人の雰囲気の洋菓子に仕上がっている。

戸田さんは「立ち止まってはいられません。いつ行っても同じものがあるばかりでは、お客さんも楽しめませんから、これからも新たなメニューを開発し続けないと」と頼もしい。さらに「この先、大好評の酒粕マカロンをシリーズ化していきたい」と、夢を語ってくれた。

ここに注目!
奥伊予地域の城川町は、日当たりがよく水はけもいいので、栗栽培に適している。きなはい屋では、地元特産の和栗を使ったお菓子を発売。素材を生かした味が好評。
商品データ アーモンドプードル、卵白、グラニュー糖、香料他
店舗名 道の駅「きなはい屋」
住所 愛媛県西予市城川町下相1008-1
営業時間 9:00~18:00
定休日 無休
TEL 0894-82-1100
FAX 0894-82-0888
URL http://www.shirokawa.jp/kinahaiya/index.html
その他 駐車場あり

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