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スイーツ

カワウソもなか (愛南町)

天然記念物のニホンカワウソをモデルにした銘菓
カワウソもなか
つぶあんがギッシリカワウソのイラスト入りの包み紙包装紙には愛南町のゆるキャラ・なーしくん梶原製菓
カワウソもなか

皮はしっとり、つぶあんはギッシリ

国の天然記念物に指定され、愛媛県の県獣にも指定されているニホンカワウソが40数年前、旧御荘町にあった『カワウソ村』でよく見かけられていた。そのカワウソをモデルにした和菓子があると知り、愛南町の城辺地区商店街にある『梶原製菓』を訪れた。軒先にはニホンカワウソの絵が描かれた看板も掲げられ、期待はふくらむばかり。ワクワク気分で店内に入った。

ショーウインドウをのぞくと、まさに天然記念物をかたどった『カワウソもなか』を発見。皮の部分は丸みを帯びた形で、とてもかわいらしい。半分に割ってみると、つぶあんがギッシリ。皮はしっとりとしていて、つぶあんはほどよい甘さ。甘いものが苦手な方も食べられそうだ。店長の梶原さんに聞くと、北海道産の上質なあずきを取り寄せ、店内の機械で練っているそうだ。

約40年前、看板商品になるものを考えていた時、当時、話題になっていたニホンカワウソにちなんだ商品をつくることに決めた。梶原さんは「私たちもカワウソを気に入っていたんですよ。そして、動物図鑑を見ながらデザインした」という。

手づくりのつぶあんに自信

一番のこだわりは、つぶあんにあり。梶原さんは「北海道産の上質のものを豆から仕入れて、自分のところで練るので、とても時間がかかるんです」という。約2時間半をかけ、あんが溶けないように蒸らし、絞る。どんなに時間がかかっても自家製あんにこだわるのは、購入してくれるお客さんの笑顔を見ることが楽しみだからだそうだ。

「やっぱり、通のお客さんが多いですね。(あんこに)こだわる方がほとんど」。県内外から訪れるファンがいて、個人でお取り寄せをする人もいる。1984年には『第20回全国菓子大博覧会』で『有功金賞』を受賞。当時の味にこだわり続け、妥協を許さない。愛南町を代表するニホンカワウソ同様、町の「顔」と言える和菓子だ。
ここに注目!
「第20回全国菓子大博覧会」で有功金賞受賞。お菓子の歴史と文化を後世に伝えるとともに、菓子業界の振興と開催地域の活性化を目的に各地で開催される日本最大のお菓子の祭典。受賞は最高の栄誉。
商品データ あん、もなか 
店舗名 梶原製菓
住所 愛媛県南宇和郡愛南町城辺甲2671
営業時間 8:00~20:00
定休日 なし
TEL 0895-72-0372
FAX 0895-72-0372
URL http://kajiwaraseika.web.fc2.com/pctop.html
その他 駐車場あり

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