里海隊
スイーツ

うにまんじゅう (伊方町)

伊方町で獲れたウニが入った和菓子
うにまんじゅう
白あんのなかにウニの粒が入っている単品でも購入可能店内にはオリジナル商品がいっぱい3代目店主の田村義孝さん
うにまんじゅう

佐田岬メロディーライン開通を機に誕生

磯の香りとあんこの甘さがうまくからみ合った和菓子だ。日本一細長い佐田岬半島に位置する伊方町に『うにまんじゅうの田村菓子舗』がある。屋号にもあるように『うにまんじゅう』は地元・三崎湾で獲れたウニを混ぜ合わせて焼き上げた看板商品。父である先代の田村信郎さんが町おこしの一環で開発し、現在は息子で3代目店主の義孝さんが伝統の味を守り続けている。

国道197号、通称・佐田岬メロディーライン開通が、うにまんじゅう誕生のきっかけとなった。1987年の開通後、県内外から多くの観光客が訪れるようになり、伊方町をもっとPRできる商品ができないかと考えた。ワカメやヒジキなど数候補のなかから、最終的に特産品でもあったウニを使った和菓子をつくることに決めた。義孝さんは「これまでの和菓子のイメージを壊したいという気持ちもあったと聞いている」と説明した。

ウニとあんこの配合や炊き加減に試行錯誤

理想とするウニとあんこの配合のバランスと炊き加減を見つけるのに試行錯誤したという。義孝さんは「ウニを入れ過ぎると生臭くなるし、あんこが多いとただのまんじゅうになってしまう。また、最初からあんこにウニを混ぜて炊き上げると、ウニの風味がとんでしまう」と絶妙なさじ加減が大事だと説明した。

『うにまんじゅう』を半分に割ってみると、あんこのなかにオレンジ色の小さな粒を見つけることができる。かじってみると、あんこが溶けるのと同時に、ウニの風味が口のなかに広がる。また、塩が味つけで加えられているため、あんこの甘さがより引き立てられている。義孝さんは「がっつりとウニが入っているのを期待されて、がっかりされる方がいますが、菓子としておいしいっていうところを逸脱しないように」と、こだわりを口にした。

おいしい食べ方として、義孝さんは「トースターで少し焼いて外側をクッキーのようにしてカリッと食べたり、夏場は冷凍させて半解凍にしてから食べるのもいいですよ」と教えてくれた。伊方町の味があんこに詰まったうにまんじゅう。生のウニをそのまま食べるのとは違った味わいを楽しむことができる。
ここに注目!
新商品として「うに大福」を開発中だ。ウニを混ぜた求肥(ぎゅうひ)を食べられる炭で黒くし、なかのあんこはニンジンのパウダーで着色してオレンジ色に。真ん中で割ると、ウニを割ったようにしたいと考えている。
商品データ ウニ、白あん、小麦粉他
うにまんじゅうの田村菓子舗 田村義孝さん
菓子づくりを通じて町の魅力を発信
店舗名 うにまんじゅうの田村菓子舗
住所 愛媛県西宇和郡伊方町二名津95
営業時間 7:00~20:00
定休日 日曜日
TEL 0894-54-0627
FAX 0894-54-0628
URL http://www.unimannya.com/index.php
その他 JR八幡浜駅から車で60分、駐車場なし

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