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スイーツ

日本一細長い半島ろーる (伊方町)

佐田岬の魅力がいっぱい詰まったロールケーキ
日本一細長い半島ろーる
タルトと比べると、長いのが一目瞭然中身はキャラメルソテーした瀬戸金太郎芋3代目店主の田村さんうにまんじゅうの田村菓子舗
日本一細長い半島ろーる

地元特産の瀬戸金太郎芋をふんだんに使用

まさに佐田岬のためにつくられたロールケーキと言える。四国最西端にある佐田岬半島に位置する伊方町。1949年創業の菓子店『うにまんじゅうの田村菓子舗』では『日本一細長い半島ろーる』が販売されている。全長40キロもある半島の特色を込め、3代目店主の田村さんが考案。地元の『島津農園』で生産されるサツマイモの一種『瀬戸金太郎芋』などをふんだんに使ってつくりあげた自信のスイーツだ。

田村さんは「イモが全然違う」とアピールする。生産地の伊方町塩成(しおなし)の土質は火山灰が混じった赤土で、サツマイモの生産に適していると言われる。島津農園の瀬戸金太郎芋は糖度40度。通常のものは18度前後というからも、違いは一目瞭然だ。スポンジ生地の表面に散りばめ、ラム酒でキャラメルソテーしたものをなかに入れて巻き上げている。イモクリームは自社農園で生産されたサツマイモ『紅はるか』を練り込んでつくっている。

地元産のハチミツがたっぷり染み込んだ生地で巻かれたロールケーキは、見た目からして細く、長い。長さは28センチもあり、ずっしりとした重量感もある。切ってみると、瀬戸金太郎芋とクリームがこぼれそうになるくらいに詰まっている。食べてみると、瀬戸金太郎芋と紅はるかの2種類のイモの甘さが口のなかに広がった。甘いもの好きにはたまらない甘味の三重奏だ。

菓子を通して伊方町をPR

屋号にもある『うにまんじゅう』は先代で父の信郎さんが町おこしの一環でつくった和菓子。パティシエで、松山市内の洋菓子店で修行した経験のある田村さんも「地元の特産品を使った商品をつくりたい」と思いから『瀬戸金太郎芋』を使った商品開発を進めた。試行錯誤を重ねた末に「自分史上最高の一品」と胸を張れるロールケーキが完成。親子で地域貢献を果たしている。

田村さんは「お菓子を通して、佐田岬の文化や歴史を伝えていけたらと思っています」と愛する佐田岬への思いを口にした。甘さ十分のイモが散りばめられた『日本一細長い半島ろーる』から、ふるさとへの愛情を感じることができた。
ここに注目!
四国最西端の佐田岬半島は北の瀬戸内海、南の宇和海に挟まれる形で位置する。先端にある佐田岬は瀬戸内海国立公園に指定され、半島を縦走する形で国道197号、通称メロディーラインが約40キロにわたって伸びる。
商品データ 瀬戸金太郎芋、紅はるか、小麦粉、クリーム他
うにまんじゅうの田村菓子舗 田村義孝さん
菓子づくりを通じて町の魅力を発信
店舗名 うにまんじゅうの田村菓子舗
住所 愛媛県西宇和郡伊方町二名津95
営業時間 7:00~20:00
定休日 日曜日
TEL 0894-54-0627
FAX 0894-54-0628
URL http://www.unimannya.com/index.php
その他 JR八幡浜駅から車で60分、駐車場なし

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