里海隊
スイーツ

しらすあいす (伊方町)

アイスにしらすが入った海の町ならではのスイーツ
しらすあいす
かわいい鬼のイラストが入ったアイスケースしらすせんべいも販売宇和海を眺めながら食事ができる食堂では生しらす丼なども食べられる
しらすあいす

蒸したしらすがそのままアイスのなかに

アイスクリームに魚が入っている。そんな海の町ならではのスイーツが伊方町にあるという。佐田岬に向かって国道197号を走ると、宇和海を望む海岸線沿いに『しらすパーク』が見えてくる。2階にある『しらす食堂』を訪れ『しらすあいす』をいただいた。佐田岬周辺の海域で獲れたしらすをアイスクリームと混ぜ合わせてつくっているのだ。

焼きイモ味、ヨモギ味など数種類のなかから1番人気のミルク味を選んだ。黒みつがかけられたアイスをよく見てみると、しらすの目玉がはっきりと認識できる。粉状ではなく、蒸したしらすがそのまま入っているのだ。ひと口食べてみる。最初は普通のアイスクリームと同じ食感なのだが、溶けた後に舌の上にしらすが残り、最後にほんのりと塩味が口のなかに広がる。生ぐさくないので、後味がいい。

2010年のしらすパークのオープンに合わせ、名物となる商品をつくろうという話が持ち上がり、伊方特産のしらすを使った商品を製造することになった。しらす食堂の佐々木さんは「ファミリー層のお客さんが多いので、お子さんにも喜んでもらえるアイスクリームがいいのでは」と説明。親会社の朝日共販が自社専属の漁師と漁船をもっていて4~11月の8か月間の毎日、漁に出ている。そのため、しらすを安定して確保することができる。

ミルク味以外にも焼きイモ味やヨモギ味なども人気

販売当初はミルク味のみだったが、アイスとしらすの組み合わせの珍しさもあり、少しずつ人気上昇。同時に新たな味の開発の検討に入った。佐々木さんは「ベーシックなチョコやイチゴ味よりも、和風テイストのあるものを出したかった」と、あえて焼きイモ味やヨモギ味などを選択。予想を上回る人気を得て、多い日には1日500個も売れる看板商品にもなった。

佐々木さんは「実際に売ってみると、お子さんよりもお父さん、お母さんに喜んでもらっています」とうれしそうだ。『しらす食堂』だけでなく『しらすパーク』内の売店でもコーンに入ったアイスを販売。お中元やお歳暮用にカップ入り商品も販売している。

海の町から生まれたスイーツ。宇和海を眺めながら食べていると、どこか懐かしさを感じた。
ここに注目!
網元の朝日共販は12そうの船と20人の漁師がしらす漁をしている。しらすは鮮度が命のため、漁場と港を1日に6~8回も行き来。港に持ち帰ると、加工場の自動釜やスチーム釜で釜揚げしらすや蒸ししらすができる。
商品データ しらす、牛乳、乳製品他
店舗名 しらす食堂
住所 愛媛県西宇和郡伊方町川之浜652-1
営業時間 10:00~15:00
定休日 火曜日
TEL 0894-53-0776
FAX 0120-170029
URL http://www.shirasu.jp/park/
その他 JR八幡浜駅から車で50分、駐車場あり

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