里海隊
ご当地グルメ

生しらす丼 (伊方町)

水揚げされたばかりのしらすがたっぷり
生しらす丼
体が透き通った生しらすがいっぱい水揚げされたばかりの生しらす宇和海を眺めながら食事できるちりめんじゃこも販売
生しらす丼

プリプリとした食感、ほどよい苦味

海の近くだからこそ、食べられる料理である。宇和海を見ながら国道197号を佐田岬方面へと走ると「佐田岬の鬼」というインパクトのある大きな文字が書かれた建物が見えてくる。佐田岬周辺で獲れた新鮮なしらすを加工・販売する『しらすパーク』。工場に隣接する『しらす食堂』に立ち寄り、お目当ての『生しらす丼』を注文した。水揚げされたばかりのしらすをふんだんに使った一品だ。

運ばれてきたどんぶりのなかには、体が透き通った生しらすが、ごはんが見えなくなるくらいにのせられている。青ネギや刻みのり、しょうがをトッピング。店特製のポン酢をたっぷりかけていただいた。鮮度抜群とあり、生しらすはプリプリとした食感。噛んだ時のほどよい苦みもある。のどごしもよく、あっさりとしたポン酢とからみ合って、スルッとのどを通っていった。

その日の朝に獲れたばかりのしらすを提供

『しらす食堂』の親会社の朝日共販は自社専属の漁師と漁船を持つ網元であることから、水揚げされたばかりのしらすを自社工場で加工。すぐさま食堂で提供できる。その利点を生かし、2010年のオープン当初から看板メニューとして提供。料理長の與品(よしな)さんは「しらすは鮮度が命なので、1日でも経つと味が違ってくる。だから、その日の朝に獲れたばかりのものを提供するようにしている」と説明した。

取扱いも慎重を期す。與品さんは「しらすは温度に敏感で、人間の体温でもダメになってしまうので絶対に直接、手でさわらない」とていねいに扱う。体温が伝わりにくいように手袋をつけ、冷水のなかでしらすを処理するようにしている。そのため、生魚特有のくさみがないしらすを食べられるのだ。與品さんは「ウチの福島社長は鮮度の鬼。だから、獲れてすぐのものを提供している」。なるほど、建物に書かれた文字の意味がようやくわかった。

くさみがまったくないことから、食べたお客さんがよく驚くそうだ。與品さんは「カルシウムが多く含まれているので、子どもにいいですよ」と自信を持っている。生ということから、現地で獲れたてをすぐに食べることが一番。漁師のこだわりがギュッと詰まった『生しらす丼』をいただいて、なんだか幸せな気分になった。
ここに注目!
「しらすパーク」では隣接する工場の加工場を見学することができる。貝殻などの異物を除去する作業や、釜ゆでされてつくられたばかりの、ちりめんなどのパック詰め行程などがガラス越しで見られる。事前予約が必要。
商品データ 生しらす、青ねぎ、刻みのり
店舗名 しらす食堂
住所 愛媛県西宇和郡伊方町川之浜652-1
営業時間 10:00~15:00
定休日 火曜日
TEL 0894-53-0776
FAX 0120-170029
URL http://www.shirasu.jp/park/
その他 JR八幡浜駅から車で50分、駐車場あり

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