里海隊
ご当地グルメ

タイレッ丼 (愛南町)

地元小学生のアイデアから生まれた真鯛のカツ丼
タイレッ丼
新鮮な鯛の身をさばく大葉がおいしさの秘密ゆらり内海のなかにあるレストラン須ノ川公園の目の前
タイレッ丼

おいしさの秘密は大葉

一風変わったネーミングに、興味をひかれる。愛南町の須ノ川公園のすぐ目の前にある温泉&レストラン『ゆらり内海』に、同町の特産品でもある真鯛を使ったカツ丼『タイレッ丼』なるものが食べられるという。変わった商品名だったので、由来を聞いてみると、同町の小学生のアイデアで生まれた、ちょっぴりぜいたくなご当地グルメだそうだ。

見た目は普通のカツ丼と変わらないが、漂ってくるのは、文字通り磯の香り。ひと口噛んでみると、衣がサクッ、鯛の身はホクホク。さらに、鯛に巻かれた大葉の香りが食欲をかき立てる。お店の代表の深堀さんは「実は、この大葉がミソ。うま味とさわやかさが、鯛のおいしさを増してくれているんです」と教えてくれた。

地元の船越小学校の児童が考案

新鮮で斬新な発想が生かされている。『ぎょしょく教育』発祥の地である愛南町では、2010年に学校を中心とした食育推進事業の一環として、船越小の児童に真鯛を使用したメニューを考案してもらった。同町の水産物キャラクター『ぎょしょく普及戦隊愛南ぎょレンジャー』の、鯛をイメージした『タイレッド』にちなんだ『タイレッ丼』をつくり、『ゆらり内海』が新メニューとして採用することを決定。改良を加えたうえで、同年12月から提供するようになった。

代表の深堀さんは「味付け以外は子どもたちのアイデアのままで実現しています。出汁もほどよい甘さであっさりしていることから、小さなお子様から年配の方まで、幅広い層から支持されています」とたしかな手応えをつかんでいる。販売開始から約3年で約1万食の売り上げを誇り、いまではなくてはならない人気メニューとなった。

同施設には温泉も併設されている。湯船に浸かって、ゆっくりと体を癒した後、タイレッ丼を堪能するのもオススメ。愛南町の真鯛をもっと知ってもらって、食べに来てほしい。そんな子どもたちの純粋な願いがたくさんこめられた料理を食べて、なんだか温かい気持ちになった。
ここに注目!
ネーミングの由来となった「タイレッド」が所属する「ぎょしょく普及戦隊愛南鯛レンジャー」は他に、カツオブルー、ブリグリーン、カキアイボリー、ヒオウギパープル、ヒジキブラックという個性派ぞろい。
商品データ 真鯛、大葉、卵他
店舗名 ゆらり内海
住所 愛媛県南宇和郡愛南町須ノ川286
営業時間 11:00~14:00、17:00~22:00
定休日 なし
TEL 0895-85-1155
FAX 0895-85-1166
URL http://yurariuchiumi.com/
その他 館内は全館バリアフリー。お風呂は大人500円 、65才以上 400円、小中学生 300円

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