里海隊
ご当地グルメ

豪快ぶっかけ漁師めし (八幡浜市)

トロール船の漁師が食べる豪快な料理
豪快ぶっかけ漁師めし
刺身は皿に盛りつけた状態で提供生醤油をかけていただく大漁旗を掲げた店内お食事処網元の台所「海幸丸」
豪快ぶっかけ漁師めし

その日獲れたばかりの新鮮な海の幸を刺身に

インパクトのある料理名に興味がひかれる。八幡浜市の道の駅『八幡浜みなっと』から徒歩2分。『昭和水産トロール市』内にある『お食事処網元の台所海幸丸』に立ち寄り、看板メニューのひとつ『豪快ぶっかけ漁師めし』を注文した。文字どおり、魚の刺身を豪快にごはんの上にのせて食べる漁師の料理だ。

八幡浜を代表する漁法のひとつであるトロール漁。トロール船の網元でもある昭和水産では、その日に水揚げされたばかりの鯛やアジなど新鮮な海の幸を提供しており、使用される魚も日替わり。専務の宮本さんは「地元で獲れた天然の魚にこだわっている。たとえば、天然の真鯛の刺身をぶっかけで使っているのは他ではあまりないのでは」と胸を張る。

この日は真鯛とマグロの刺身。熱々のごはんが入ったどんぶりの上に豪快にのせていく。八幡浜産の新鮮な生卵と刻みのり、青ネギをトッピング。ごはんは宇和島市の米どころでもある三間町産『三間米』で、酢飯ではなく、炊きたてのごはんだ。生醤油をたらして生卵を溶かし、刺身、ごはんとからめ、豪快にかき込む。天然の真鯛は身が柔らか。魚の身が入った味噌汁がついてくるのもうれしい。ボリューム感があり、食べ応えは十分だった。

船上のまかない料理をメニュー化

『豪快ぶっかけ漁師めし』は網元ならではの環境から生まれたメニューと言える。トロール漁の最中は、食事をする時間があまりない。漁師でもある宮本さんは「忙しい漁の合間に食事をするので、刺身だけ切って、しょうゆをかけて簡単に食べられるものをつくるようになった。それをメニュー化した形です」と説明。獲れたての魚を使うのは、そんな漁師の気分を味わってもらいたいとの思いも込められている。

店内外には大漁旗が掲げられていて、まさに漁師町の食堂といった雰囲気なのもいい。宮本さんは「観光客だけでなく、地元のリピーターさんが多いのがうれしい」と笑顔だ。値段も700円とお手ごろなのも人気の理由かもしれない。地元の人々からも愛される漁師めしを食べ、船上の漁師になった感じがする。
ここに注目!
トロール漁とは沖合底びき網漁業のこと。2隻の船で1つの網をひきながら魚を捕らえる。八幡浜のトロール漁は大正7年、製網業を営んでいた柳沢秋三郎が動力機関を取り入れた底びき網漁業に成功したことに始まる。
商品データ 真鯛、マグロ、アジ、生卵、青ネギ、刻みのり他
店舗名 お食事処 網元の台所「海幸丸」
住所 愛媛県八幡浜市沖新田1582−3
営業時間 10:30~14:30
定休日 土曜日
TEL 0894-24-7711
FAX 0894-24-7714
URL http://www.uwakai.com/
その他 JR八幡浜駅から車で5分、駐車場あり、座席数30席

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