里海隊
ご当地グルメ

港弁(鯛めし) (八幡浜市)

愛媛の県魚・真鯛をふんだんに使った鯛めし弁当
港弁(鯛めし)
ホクホクした鯛の身もたくさん入っているヒモを引っ張ると温かくなる仕掛けハーバープラザホテルの谷本社長みなと交流館は道の駅「八幡浜みなっと」内
港弁(鯛めし)

特別な仕掛けで、いつでもどこでも温かいごはん

愛媛県が全国ナンバーワンの生産量を誇る魚といえば、真鯛を思い浮かべる人は多いだろう。四国最大の規模の魚市場を擁する県内有数の水揚げ量で知られる八幡浜魚港に隣接する道の駅『八幡浜みなっと』に立ち寄った。店内を歩いていると、なにやら四角の箱に入った弁当が販売されていた。現在売り出し中の『港弁』のひとつ『鯛めし』だった。松山などの中予地方で食べられている炊き込みの鯛めしだ。

「特殊パックで温かくなるような仕組みにしてあるんです。冷たくなったら、鯛めしはおいしくないですからね」と、鯛めしを製造している『ハーバープラザホテル』の谷本社長は説明した。ヒモを引っ張ると内部で石灰に水が落ちて、蒸気が発生する。待っている時間も楽しいひと時。数分待つと、温かい鯛めしができあがった。

ホクホクした鯛の身と豊富な具材

ふたを開けてみると、炊きたてごはんのように湯気が上がった。ホクホクとした鯛の身に、かまぼこやゴボウ、山菜、油揚げが入っていて、食欲をそそる。さっそくいただいてみた。しょうゆベースの出汁がごはんと鯛の身ににしっかり染み込んでいて、風味が口のなかに広がる。山菜もシャキシャキして、柔らかい鯛の身と一緒に食べると歯ざわりがいい。見た目以上にボリューム感があって、1人前食べると、おなかがいっぱいになった。

2010年に『八幡浜港みなとまちづくり協議会』が地域活性化を目的にが『港弁』を開発。その第2弾として誕生したのが『鯛めし』だった。販売しているNPO法人『まちづくり八幡浜』の副理事長で『みなと交流館』の木村館長は「鯛は愛媛の魚の代表格。別府や臼杵へと向かうフェリーのなかで食べるために買っていかれる方も多い」と説明。県外の観光客にも好評だ。

「みなとの元気」を高めた港湾を顕彰する2013年の『ポート・オブ・ザ・イヤー』にも選ばれた八幡浜市発の港弁。レンジを使わなくても温めて食べられる鯛めしを、八幡浜港を眺めながら食べるのも、またいい。
ここに注目!
港弁の中身である「鯛めし」は、松山市などの中予地方で食べられる炊き込み風だ。宇和島などの南予地方では、鯛の刺身を卵やたれをかけて食べる「宇和島鯛めし」が主流。県内では2種類の鯛めしを食べることができる
商品データ 真鯛、山菜、ゴボウ、油揚げ、かまぼこ他
店舗名 NPO法人 港まちづくり八幡浜
住所 愛媛県八幡浜市字海老崎216-4
営業時間 9:00~21:30(みなと交流館)
定休日 特になし
TEL 0894-23-2988
FAX 0894-23-0880
URL http://www.iloveyawatahama.com/
その他 みなと交流館はJR八幡浜駅から車で5分

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