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ムテンカ (西予市)

保存料と着色料を使っていない文字通りの無添加ジュース
ムテンカ
ラベルにはみかんの生産者名を明記みかんを選別中自動洗浄機を使ってみかんを洗う手作業でていねいに細かくしたみかんをこす
ムテンカ

果肉だけでなく皮からも搾汁

太陽をさんさんと浴び、潮風のなかで育った明浜みかんでつくられた、みかんジュースがある。キャンプ場や温泉など、さまざまなレジャー施設を備えた『あけはまシーサイドサンパーク』を訪れ、果汁100%の『ムテンカ』を購入した。同施設にある『ふるさと創生館』内の工場で製造されており、「無添加」という意味もある商品名からもわかるように、着色料と保存料は一切使われていない。

「みかんジュース1本にみかんを約30個分使っています。皮からも無駄なく搾汁しているので、酸味がけっこうあります」と、案内してくれた前田さん。さっそく飲んでみた。口のなかに柑橘独特の酸味が一気に広がった。それでいて、ほんのりと甘さもある。果汁が丸ごと使用されているので、とても濃厚。前田さんが「栄養価も高いですよ」と言うように、身体にもよさそうだ。

生産者それぞれのみかんでジュースを生産

『ムテンカ』の最大の特徴は、瓶ごとに味が異なるという点だ。明浜町内のみかん農家8軒と契約。ジュース専用のみかん栽培を委託しており、混ぜ合わせるようなことはせず、生産者それぞれのみかんだけでジュースを製造している。おのずと育った環境によって、みかんそのものの味が違ってくる。「だから、味のばらつきがあって、ちょっと酸っぱかったり、あるいは甘かったりしますね」と前田さん。瓶のラベルには、生産者の名前が明記されているので、生産者の顔もわかる。味比べをしてみるのも楽しみのひとつかもしれない。

「傷がついたりしたみかんだと、売っても非常に安くなる。それだったら、ジュースに変えちゃおうというのが発端です」と、前田さんが言うように、形が悪くても、味そのものは変わらない。また、ムテンカには「無天下」という、もうひとつの意味も込められている。丹精込めてつくったみかんの味に自信があるからこそ、ジュースにできるのだ。

「使用している原材料はみかんと農家さんの愛情だけ、というのがコンセプトです」と前田さん。1991年に製造を開始、いまでは年間約30万本を製造している。真心が込められたジュースが明浜にはある。
ここに注目!
リアス式海岸の宇和海に面した明浜町では、約600戸のみかん農家が石段の段々畑で、さまざまな種類のみかんを栽培。太陽だけでなく、海や石垣からの反射熱がみかんの成長を促進しているそうだ。
商品データ 明浜みかん
店舗名 ふるさと創生館(あけはまシーサイドサンパーク)
住所 媛県西予市明浜町高山461-1
営業時間 8:30~17:00
定休日 月曜日、祝祭日、年末年始
TEL 0894-64-1330
FAX 0894-64-1331
URL http://akehama.com/index.html
その他 西予宇和ICから車で40分、駐車場あり

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