ご当地グルメ一覧

ひゅうがめし
秘伝のたれに鯛の切り身を漬け込むひゅうがめし御膳には自家製の漬物も
里海隊
郷土料理

ひゅうがめし (西予市)

江戸時代から続く伝統の郷土料理
約200年の長きにわたって受け継がれる伝統の味を西予市宇和町で楽しめると聞いた。1813年創業の老舗『松屋旅館』では『ひゅうがめし御膳』を提供している。見た目は宇和島鯛めしと似ているが、まったく別の郷土料理だという。好奇心を膨らませながら注文した。 「江戸時代から続く、ウチならではの味。ひゅうがめしのレシピはいっぱい出ているけど、やっぱりウチのとは違います」と、代表の大氣(だいき)さんも自信...

赤いあんこのタルト
帆船の絵が入ったパッケージヨーカンパン(右)も人気商品のひとつ
祝いごとでも食べられる縁起のいい和菓子
どこか懐かしさを感じさせてくれる和菓子だ。宇和海を望む愛南町。シンボルタワーでもある宇和海展望タワーを見ながら県道34号を走ると、創業50余年のパン&和菓子店『サカエヤ本舗』が見えてくる。閑静な住宅街のなかにあり、レトロな雰囲気を感じさせる店内に入ると、一風変わったタルトを見つけた。通常の黒いあんこのタルトの横に並べられている『赤いあんこのタルト』を購入した。 同店の赤いあんこは白あんではな...

ダッタンそば(鮎そば)
ダッタンそば店主が釣った鮎(調理中)
里山隊
郷土料理

ダッタンそば (久万高原町)

苦みがクセになるそばの原種
久万高原町に『ダッタン(韃靼)そば』を食べさせてくれる店があると聞いて、足をのばした。 一般的に「そば」と言われるのは「甘そば」。対してダッタンそばは、別名「苦(にが)そば」とも言われ、独特の風味がある。モンゴルに住んでいた遊牧民族、韃靼人が好んだことに由来する。 毛細血管の強化や血圧低下に効果的だと言われる成分、ルチンの含有量が普通のそばの50~100倍。近年とみに注目を浴びている健康食...

うにまんじゅう
白あんのなかにウニの粒が入っている単品でも購入可能
里海隊
スイーツ

うにまんじゅう (伊方町)

伊方町で獲れたウニが入った和菓子
磯の香りとあんこの甘さがうまくからみ合った和菓子だ。日本一細長い佐田岬半島に位置する伊方町に『うにまんじゅうの田村菓子舗』がある。屋号にもあるように『うにまんじゅう』は地元・三崎湾で獲れたウニを混ぜ合わせて焼き上げた看板商品。父である先代の田村信郎さんが町おこしの一環で開発し、現在は息子で3代目店主の義孝さんが伝統の味を守り続けている。 国道197号、通称・佐田岬メロディーライン開通が、うに...

せんざんき
鳥生れんこんのてんぷらせんざんきの調理中
里山隊
ご当地グルメ

せんざんき (今治市)

カリッとジューシーな骨付きから揚げ
今治人の通の間では、焼き鳥は「皮」にはじまり「せんざんき」で終わるとされる。『せんざんき』は、今治市から新居浜市までの愛媛県東部地方で供される骨付き鶏のから揚げのこと。 今治市末広町にある『やきとり山鳥(さんちょう)』で、同店自慢のせんざんきをいただいた。玄関前のたたきに転がった、大人がひと抱えするほど大きなカボチャが同店の目印。 一般的なせんざんきの調理法はしょうゆ、料理酒、ショウガ...

鯛醤油(左奥は鯛魚醤)
ゆら鯛の養殖場で水揚げゆら鯛 塩釜
里海隊
加工食品

鯛醤油 (愛南町)

由良の豊かな海で育った鯛の調味料
複雑に入り組んだリアス式海岸が広がる愛南町の由良半島は、全国でもトップクラスの真鯛の養殖で知られている。由良湾は内海で、黒潮の影響を受けにくい。さらに農業・工業用水の流入がないことから、肉質のいい真鯛を育てることができる。海産物の加工で有名な『宝水産』は抜群の環境で成長した自社ブランド魚『ゆら鯛』を使った『鯛醤油』を製造。家庭でも気軽に宇和海の味を楽しむことができる調味料だ。 営業担当の高山...

そのまんまちりめん、右はのりちりめん
ちりめんの頭があるのがわかるそのまんまちりめんを焼く体験もできる
厚さ数ミリのなかに瀬戸内海の恵みを凝縮
ネーミングがとてもユニークで覚えやすい。『そのまんまちりめん』。カタクチイワシを原料とするちりめんの素材を生かした商品ということはすぐにわかるのだが、どのようにしてつくるのだろうか。そんな疑問を解決するため、伊予市の『株式会社オカベ』を訪れた。瀬戸内海産のちりめんを中心とした海産物の加工品を製造。「そのまんまちりめん」は、その主力商品でもある。 加工場を見学させてもらうと疑問はすぐに解決した...

丸ずし
すしめしの代わりにおからを使用ほづみ亭
里海隊
郷土料理

丸ずし (宇和島市)

庶民の生活の知恵から生まれたヘルシーな郷土料理
庶民の生活から生まれた、ヘルシーな郷土料理だ。JR宇和島駅から歩いて5分。小さな川沿いにある『郷土料理大衆割烹ほづみ亭』で『丸ずし』をいただいた。大豆から絞った豆乳のおからを俵型に固め、甘めの酢でしめたサバやイワシ、サヨリなどの青魚を巻いて握った「おすし」。宇和島を中心に南予地方で食べられている。郷土料理店だけでなく、スーパーマーケットや鮮魚店の惣菜コーナーでも販売されている人気の料理でもある。 ...

ほうたれ丼
漬物などもついてくる半分は出汁をかけてお茶漬け風に
里海隊
ご当地グルメ

ほうたれ丼 (松山市)

新鮮で希少価値のあるホウタレイワシを使ったどんぶり
現地で食べてこそ、価値がある。そう言われる海の幸が『ホウタレイワシ』だ。「ほおが垂れるほどうまい」というところから名前がついており、愛媛では『カタクチイワシ』のことをそう呼んでいる。瀬戸内海で獲れるが、ここ数年、漁獲量が少ないうえに、傷むのが早いことでも知られる。この貴重な魚を使ったどんぶりが食べられると聞き、松山市内の中心地にある『桃李花(とうりか)』を訪れた。ランチで食べられる『ほうたれ丼』が...

志ぐれ
1粒1粒よりわけたあずき菓子処氣晴
里山隊
スイーツ

志ぐれ (大洲市)

大洲藩の秘伝菓子
伊予の小京都と呼ばれる大洲市は、肱川沿いの小さな城下町だ。この町で長年愛され、大洲3大和菓子のひとつでもある和菓子『志ぐれ』は、甘く炊き上げたあずきと米粉を合わせて蒸しあげた菓子だ。外見はようかんやういろうにも似た棹(さお)型だが、食感はしっとりと弾力に富み、餅に近い。 志ぐれは大洲ではポピュラーだが、県内でも他の地方ではあまり見かけない珍しいお菓子だ。なにしろ、江戸時代中期には、大洲藩の江...