里海隊
ご当地グルメ
パールうどん (宇和島市)
真珠のようにつやつやした麺
これぞ、真珠のまちならではのうどんと言える。宇和島市の国道56号を愛南町方面へと走ると、宇和海のように真っ青で真珠のような絵のなかに「うどん じゅじゅ」と書かれた派手な看板が見えてくる。2013年12月にオープンしたばかりの『壽々製麺所』では、真珠の母貝であるアコヤ貝の貝殻から取り出した粉を麺に練り込んだ『パールうどん』を提供している。真珠貝にはカルシウムやアミノ酸が豊富に含まれており、健康にもいいことから、話題を呼んでいる。
全メニューが愛媛県産の小麦粉に真珠貝の粉を練り込み、店長の廣瀬さんが打った手打ちの麺を使っている。そのなかから人気メニューのぶっかけうどんを注文。ゆで上がった麺は、まるで真珠のようにつやつやしていて、もっちりしている。トッピングにイカの天ぷらと半熟たまご天をチョイス。大根おろしとレモンと絡めて食べると、すっきりとしたのどごしだ。スープも瀬戸内海産のイリコやかつおぶし、雑ぶし、昆布、シイタケから出汁を取るこだわりようで、あっさりとした味が特徴だ。
全メニューが愛媛県産の小麦粉に真珠貝の粉を練り込み、店長の廣瀬さんが打った手打ちの麺を使っている。そのなかから人気メニューのぶっかけうどんを注文。ゆで上がった麺は、まるで真珠のようにつやつやしていて、もっちりしている。トッピングにイカの天ぷらと半熟たまご天をチョイス。大根おろしとレモンと絡めて食べると、すっきりとしたのどごしだ。スープも瀬戸内海産のイリコやかつおぶし、雑ぶし、昆布、シイタケから出汁を取るこだわりようで、あっさりとした味が特徴だ。
宇和島らしさが前面に出た新グルメ
元々、宇和島市内の鉄工所勤務だった廣瀬さんはうどんづくりを趣味としていたが、本格的にうどん店開店を目指して一念発起。退職して、うどんの本場・香川県の研修センターなどで修行を重ねた。その時に教えを受けた先生と「宇和島らしいものをつくろう」と真珠の粉を使ったうどんづくりを研究し『パールうどん』を開発した。2013年、えひめ産業振興財団から地域密着型ビジネス創出助成事業として採択されたことによって資金の提供を受け、オープンにこぎつけた。
理想のうどん完成までには試行錯誤を重ねたようで、廣瀬さんは「小麦粉のなかに不純物である真珠の粉を入れると、それぞれが反発しあってバラバラになりやすいんです」と配合の難しさを打ち明けた。真珠の粉はもちろん、気温や湿度、季節によって日々、小麦粉や塩水などの割合が微妙に変わってくるという。苦労が大きかった分、パールうどんへの愛情は大きい。宇和海が育んだ真珠貝から生まれた新グルメに注目大だ。
理想のうどん完成までには試行錯誤を重ねたようで、廣瀬さんは「小麦粉のなかに不純物である真珠の粉を入れると、それぞれが反発しあってバラバラになりやすいんです」と配合の難しさを打ち明けた。真珠の粉はもちろん、気温や湿度、季節によって日々、小麦粉や塩水などの割合が微妙に変わってくるという。苦労が大きかった分、パールうどんへの愛情は大きい。宇和海が育んだ真珠貝から生まれた新グルメに注目大だ。
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